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09月03日-03号
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  1. 瀬戸内市議会 2020-09-03
    09月03日-03号


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    最終取得日: 2022-11-22
    令和 2年 8月第6回定例会令和2年第6回定例会                   瀬戸内市議会会議録                令和 2年 9月 3日(木曜日)                ───────────────                出 席 議 員 ( 17 名 )     1番  岡     國 太 郎          2番  角  口  隼  一     3番  高  間  直  美          4番  日  下  俊  子     5番  布  野  浩  子          6番  厚  東  晃  央     7番  河  本  裕  志          8番  竹  原     幹     9番  平  原  順  二         10番  島  津  幸  枝    11番  原  野  健  一         12番  小 野 田     光    13番  石  原  芳  高         15番  小  谷  和  志    16番  廣  田     均         17番  日  下  敏  久    18番  室  崎  陸  海                ~~~~~~~~~~~~~~~                欠 席 議 員 ( 0 名 )                ~~~~~~~~~~~~~~~                説明のために出席した者   市長      武 久  顕 也       副市長     田 野    宏   教育長     東 南  信 行       総務部長    岡 田    誠   財務部長    尾 副  幸 文       総合政策部長  松 尾  秀 明   環境部長    奥 田  幸 一       福祉部長    青 山  祐 志   文化観光部長  頓 宮    忍       教育次長    薮 井  慎 吾                ~~~~~~~~~~~~~~~                事務局職員出席者   局長      三 浦  光 男       次長      吉 崎  知 子   主幹      広 畑  祐 子       主査      吉 久  尚 宏                ~~~~~~~~~~~~~~~                議 事 日 程 (第 3 号) 令和2年9月3日午前9時30分開議1 一般質問   質問通告事項(発言順序9番~15番)                ~~~~~~~~~~~~~~~                本日の会議に付した事件日程1                ~~~~~~~~~~~~~~~                午前9時30分 開議 ○議長(日下敏久議員) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 暫時休憩いたします。                午前9時30分 休憩                午前9時31分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 それでは、議事日程に入ります。                ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 一般質問 ○議長(日下敏久議員) 日程1、昨日に引き続き一般質問を行います。 初めに、発言順序9番、岡國太郎議員の一般質問を行います。 なお、一般質問に際しまして資料の配付を許可しておりますので、ご承知おきください。 1番岡國太郎議員。                〔1番 岡 國太郎議員 登壇〕 ◆1番(岡國太郎議員) それでは、議長のお許しを得たので、2日目のトップバッターとして質問をさせていただきます。前回から30分という短い時間です。私の質問時間が結構長いんで、特に簡潔明瞭な答弁をお願いしたいと思います。 まずは、質問事項1、地球温暖化防止に関する政策についてです。 今回この問題についてお尋ねすることになったのには、二つの理由があります。 一つは、7月中旬に、ある議員研修にオンラインで参加した際に「ストップ気候危機!自治体議員による気候非常事態・共同宣言の会」という組織があることを知り、その後、何回かその組織の会合にオンラインで参加したことによります。 もう一つの理由は、8月9日の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における田上長崎市長による長崎平和宣言を、テレビを見ながら感銘を受けたからです。田上市長の平和宣言の講談で、こう呼びかけられました。若い世代の皆さん、新型コロナウイルス感染症、地球温暖化、核兵器の問題に共通するのは、地球に住む私たちみんなが当事者だということですと言われたことです。私はその言葉にはっとさせられました。つまり地球温暖化は、コロナウイルス感染症と核兵器の問題とともに、我が事、自分事であると再認識されたからです。 そうした背景から、質問要旨1、温暖化対策の国際的な枠組みであるパリ協定では、世界の平均気温上昇率を産業革命以前より摂氏2度以内に抑えること、そして1.5度未満になるように努力することなどが掲げられております。これを実現するためには、2050年までにCO2の実質排出量をゼロにする必要があるとの報告書が出ているが、30年後に向けた市の取組について問うということとしました。 そこで、その1、本市でも早急に気候非常事態宣言を表明してはと市長にお尋ねします。 現時点で全国の35自治体、議会がこの気候非常事態宣言を発布しています。お手元の資料の右側にあるのが、昨年9月に全国で初めて非常事態宣言を発布した長崎県壱岐市の気候非常事態宣言文です。 また、お手元の左ページが、8月に開催された2015年のパリ合意の立役者であるフィゲレスさんにインタビューするイベントのチラシです。そのフィゲレスさんは、資料にもあるとおり、次のように明快に話されました。将来世代の未来を奪っているのは今の大人世代の問題であるということ、地球上にはもはや石炭火力の余地はないということらを明確に述べられていたんです。市長、我が市も235メガワットの発電能力を持つ東洋一と言われた太陽光発電所が設置されたまちです。この際、こうした状況を併せて世界に向けて地球温暖化防止のための気候非常事態宣言を宣言するべきではないでしょうか。今年の2月議会でも厚東議員の質問に対して、環境部長は前向きに検討すると答弁されています。ここでは市長として、トップダウンとしての姿勢をぜひ示してほしいと思っております。 次に、その2、CO2排出量削減に向け、現在の電力単価とともに再生エネルギー使用率等を考慮して、電力供給業者の見直しを進めるべきではについてお尋ねします。 先日しましたように、気候温暖防止に向けて多くの自治体が具体的な事業を展開しています。その一環で市の使用する電力を、電力単価はもとより地球温暖化防止のために、CO2排出削減のために再生エネルギー使用率の高い供給業者を選定する見直しをすべきではないですか、お答えください。 その3、公共施設でのいわゆる屋根貸し太陽光発電等をさらに見直しし、脱炭素社会に向けて供給可能なスペースの有効活用策が必要ではについてです。 我が市においても平成27年以降、幾つかの小学校等の屋根をソーラー発電のために提供する、いわゆる屋根貸しをしている施設については、当局への問合せで知っているところですが、それは27年から22年間に及ぶ契約でございます。その27年以降に、市民図書館や市民病院、福田浄水場等の公共施設が整備されたこともあり、利用できる公共施設の見直しを図って、少しでも収入策を図るべきではないかと考えます。明快な答弁をお願いします。 その4、再生エネルギー活用によるCO2排出量削減を図るためにも、太陽光発電並びに太陽熱温水器導入のための補助金制度を導入してはについてです。 本件に関しては、以前にも私が質問したものですが、今回は上述したように地球温暖化防止の視点に立って、早急な補助制度の実施を願っています。私ごとになりますが、我が家でこの6月に自宅の屋根に太陽光温水器を設置したところ、ここのところの猛暑もあって、8月は一度も風呂を沸かすことなく、太陽熱温水器で温められた熱湯だけを用いて入浴を済ますことができました。そこで灯油ボイラーのメーカーに問合せしたところ、ボイラーの燃料消費率は1時間当たり5.5リットルで、モーターの使用電力は1時間当たり70ワットのことでした。そこで、8月中に灯油並びに電力の節約量を基に、二酸化炭素削減量を計算するマニュアルがあったので、それを使って計算しますと、我が家では8月一月で二酸化炭素約206キログラムで、2リットル入りペットボトルに換算すると約5万2,000本の削減ができたことになります。 本件は、昨年6月議会で質問した際に、市長は次のように答弁されています。ご提案された仕組みまたは理念というのを私も大いに共感できるところでありますので、その目的に沿った形で何ができるかということを今後研究を進めてまいりたいと考えておりますと答弁されております。市長には、その研究を踏まえてのさらに前向きな回答を期待していますので、よろしくお願いいたします。 続いて、質問事項2、公用車の適正管理についての質問要旨1、先般発生した公用車の車検切れ、自賠責保険切れ等の重大な事案を二度と起こさないため、全部署挙げての防止策を講じてはについてお尋ねします。 本件の内容を事前に問合せした際、まず思ったのは、よくぞ、その期限切れの時間に事故が起きなかったとの安堵の気持ちでした。もしも車検切れの上に自賠責保険も切れていた車で事故を起こしていたと考えたら、背筋が凍りつくような思いがします。聞き及びますと、今回の事例は初めてのことではなく、以前も同様な事例が発生しているとのことで、まさに驚愕の思いでした。担当者によると、新車を購入した車両については統括担当部署が一括管理しているが、今回の事案の車のように他所から譲渡を受けたような車両は、その当該部署で管理するしきたりになっていたそうですが、その縦割り的なしきたりも理解に苦しむところです。そうしたしきたりはしきたりとして今後も継続していくのなら、統括管理部局と当該部局のダブルチェックシステムを確立するなどして、今後決して同じ事態を二度と起こすことのないような方策を全部局に徹底すべきと考えますので、市長の見解をお知らせください。 これで1回目の質問を終わります。 ○議長(日下敏久議員) 奥田環境部長。                〔環境部長 奥田幸一君 登壇〕 ◎環境部長(奥田幸一君) おはようございます。 それでは、私のほうから質問事項1、質問の要旨①、②、④についてご答弁させていただきます。 まず、質問の要旨①についてです。 近年、異常気象により長時間降り続く豪雨等により、日本はもとより世界規模で災害が多発し、多くの人的、物的被害が発生しています。気候非常事態宣言は、地球温暖化に起因する気候変動が人間社会や自然界に脅威となっていることをしっかりと認識し、自治体として気候変動に対する適応と緩和を進める政策を打ち出すとともに、市民や事業者へ緊急行動の必要性を普及啓発するものと捉えております。令和2年2月議会でも同様の質問が取り上げられており、その際、関連する施策状況及び宣言の中で取り組む活動を検討させていただきたいと答弁させていただいております。本市において気候非常事態宣言に盛り込める取組はどのような項目が適しているか、現在の環境施策の状況、毎年発生する豪雨などの異常気象なども踏まえ、対応することが重要と考えております。今後、国、他自治体等の環境施策の情報収集に努め、本市で宣言することの必要性や有効性を見定めさせていただき、前向きに検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、質問の要旨②でございます。 現在市が契約している電力会社は、中国電力、F-Power、岡山電力の3社となっております。この3社のうち、F-Powerにつきましては環境部で進めております瀬戸内市公共施設等先進的CO2排出削減対策モデル事業の対象施設が契約を結んでおります。対象施設は、本庁舎、市内の小・中学校、ゆめトピア長船等、約20施設となっております。電力会社は、化石燃料、再生可能エネルギー等により電力を作り出していますが、大手電力会社以外の事業者が必ずしも再生可能エネルギー使用率が高いとは言い切れない状況となっております。 ご提案の電力供給会社の見直しですが、電力契約の主体はそれぞれの施設管理者が行っていますが、市といたしましては経済面、再生エネルギー使用率等を考慮しながら、CO2排出量削減に向け、今後検討してまいりたいと考えております。 続きまして、質問の要旨④でございます。 まず、太陽光発電設備につきましては、過去に補助制度を設けていた期間がございましたが、その後の固定価格買取り制度の普及などによりまして、その役割を終えた経緯がございます。また、太陽熱温水器につきましては、太陽熱を利用して自然循環させる仕組みであり、エネルギー変換効率は高いものの、熱しか利用することができず、太陽光発電に比べ汎用性が高くありません。また、一部悪徳業者がいたことも社会問題となり、太陽熱温水器が敬遠された理由の一つにもなっているようでございます。 一方、最近では太陽熱集熱パネル太陽光発電パネルを組み合わせた新しいシステムが実用されたとも聞いております。このように太陽熱を活用した新たな先進的再生エネルギー技術も開発されていることから、今後も国、県からの地球温暖化対策に関する情報の収集に努め、市の施策として推進することが適当であるとの判断に至った場合には、補助制度として取り組むなど、再生可能エネルギーを活用したCO2排出削減に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(日下敏久議員) 尾副財務部長。                〔財務部長 尾副幸文君 登壇〕 ◎財務部長(尾副幸文君) おはようございます。 それでは、私のほうから質問事項の1、質問の要旨1、③について答弁させていただきます。 屋根貸し太陽光発電については、平成27年度に公共施設の屋根を活用した太陽光発電事業として事業者を公募し、実施に係る協定を締結しています。現在この協定に基づき、9施設に太陽光発電設備を設置しています。事業期間は、設備設置から20年としております。 屋根貸し太陽光発電事業を実施するには、三つの要件が必要となります。1、再生可能エネルギーの固定価格買取り制度の期間である20年後まで存続できる建物であること、2、屋根の構造が発電設備を載せた際に問題ない強度を保っていること、3、事業終了後に現況復旧が可能であること、以上です。 平成27年度の公募時点では、市内19施設を対象に公募しましたが、協定締結後、施設調査を行った結果、先ほどの要件をクリアした9施設を整備しています。屋根貸し対象外の施設についても、設置が可能なものについては太陽光発電設備を市で整備し、自家消費あるいは余剰電力の売電を行っています。 ご意見いただきました供給可能なスペースの拡大については、既存施設に新たな整備スペースを確保することは構造上等の問題から難しいと考えております。また、今後新築する施設については、太陽光発電についての有効性や事業費等を検討した上で整備について考えたいと思いますので、ご理解のほうをよろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項2、質問の要旨1についてご答弁させていただきます。 市有自動車の管理については、市有自動車管理規則に基づき、維持及び管理等を行っています。管理規則第3条で、市有自動車の維持及び管理は契約管財課において行うと規定されており、現在契約管財課で92台の維持管理を行っています。また、ただし支所及び出先機関の事務所の所管に係る市有自動車の維持及び管理はそれぞれの所属において行うとしており、福祉部、上下水道部、病院事業部、消防本部、教育委員会において、88台をそれぞれの所管で管理しています。 今回の車検切れ事案を受け、上下水道部、病院事業部及び消防本部以外の所管で管理してる公用車について、令和3年度より契約管財課で管理するよう検討を進めてまいりたいと考えております。また、職員に対しても運転前の車両点検の実施の徹底を図るとともに、車検の状況についても確認し運転するよう意識の徹底を図りたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。 以上です。 ○議長(日下敏久議員) 岡議員。                〔1番 岡 國太郎議員 登壇〕 ◆1番(岡國太郎議員) それでは、2回目の質問をさせていただきます。 まず、1-1-1です。 市長にぜひ気候非常事態宣言に対するお考えをお聞きしたいので、お願いします。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 気候変動の非常事態宣言は、我々としてもぜひ前向きに取り組んでいきたいという思いに変わりはございません。その際に、この宣言を出すということは、例えが適当かどうか分かりませんけども、いわゆる社会的な問題に対しての宣戦布告であるということだと思います。宣戦布告をするということは、それを実現するための戦略がなければなりません。その戦略をどのように描くことができるかということをしっかりと考えていかなければ、宣言を出したところでそれが途中やめになってしまうということになろうかと思います。特に非常事態宣言というのは、あまり長く続けられるものではありません。いっときの対策を一気に進めていくときに非常事態というものは使うということだと思いますので、なおさらそのスタートダッシュのところがしっかりと練れていなければいけないというように思います。 今考えておりますのは、先ほどご質問の中でおっしゃっていただいた錦海塩田のメガソーラーの事業、こちらの太陽光発電所をどのように位置づけていくかということが非常に大事だと思っております。この235メガワットの太陽光発電所は、ここで得られる再生可能エネルギーは瀬戸内市の非化石化価値ではありません。これはFITを使っている以上は、日本全体の非化石化価値という位置づけになります。このFITの非化石化価値を瀬戸内市の非化石化価値としてもし位置づけることができれば、新たな戦略を描くことができるかなというように思いますけれども、今中国電力さんに全量買取りの状況になってるという状況の中で、そこはどのように対策を打っていけるかということが一つの大きなポイントになるんじゃないかというように思います。その上で、市民の皆さん方や、あるいは市役所がどのようにそうした環境対策を講じていくような方向性を描いていけるかというところが見えてくるんじゃないかなと思いますので、今そういったところを議論してるところであります。今ここではなかなか具体的なところまでは申し上げられませんけども、そんな検討状況であるということをご理解いただきたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 岡議員。                〔1番 岡 國太郎議員 登壇〕 ◆1番(岡國太郎議員) 市長の答弁で唖然としております。 一つ賛同できるのは、宣戦布告であると、これを出したらまさにこれで終わりじゃなくて、私がよく言うように、これを出すことが目的じゃなくて、これはあくまでも手段だという位置づけと同じと思うんですけども、その後が宣戦布告をするためには戦略が要ると、その戦略ができてないから宣戦布告であるその意思表示をしないというような言い方は、おかしいというかね。非常事態宣言が期間が短いものに対してということですけども、いわゆるパリ協定は2015年から考えて2050年、だけど実質的には2020年から始まるということになってて、今年から30年しかないわけです。30年ということは、私はもう死んでおらんと思いますけども、私の孫とか、そのまた下が生活する世代を、それを長いと見るか、短いと見るかですけども、地球の45億年とかのあれで見ると、もう全く30年というのは非常にもうせっぱ詰まってる、非常に短い期間でしかないわけです。それを戦略がどうこうというのは、それは宣言をすると同時に戦略を立てるという姿勢を出すという宣言でもあるわけです。その姿勢を出して、それから事に臨むと、その姿勢が今問われていると私は思うんです。 これはパリ協定の、それは国がやるということじゃなくて、シンクグローバリー、アクトローカリー、そしてビーパーソナリーということを言われてます。まず、国がやるんじゃなくて、国より先にローカル、地方自治、そして個人がやる、そういう意味でこの宣言というのは市の姿勢を明らかにする、こういう宣言を出すことでそれに対する戦略を練っていく、そしてそれを実現していく、そういう姿勢があるということは、例えば今移住問題がありますけども、原発を避けて移住しようという人がたくさんいたように、できるだけ地球に優しい、環境に優しい地域を選んで心地よく生活したいという人は結構いると思うんです。そういう意味からも、この宣言をどうしても早く出すということを考えてほしいと思うんですけども、場合によっては私、微力ですけども議会として宣言を出すことを運動してもいいと思うんですけども、それよりまず政策部長の執行部がこれを出すということに意義があると思うのです。是非もう一度その辺のことをご検討いただけませんか、市長。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) おっしゃってることは同じだと思います。宣言を出す上でどのような戦略を描いていくかということが必要だということは議員もおっしゃったとおりだということでありまして、我々は宣言を出さないということを決して申し上げているわけではなくて、その際に、宣言を出した場合に…… ○議長(日下敏久議員) 残り3分です。 ◎市長(武久顕也君) 当然議員の皆さん、市民の皆さんから、じゃあどのようなことを行っていくのかという質問は当然いただくわけでありまして、その際にこのようなことを行っていきますということが言えなければ、宣言を出したところでどうにもならないということで、そこをセットで考えてやっていく。つまり宣言を出すために、どのような戦略を描いていくかということを今検討してるという状況だということでご理解いただきたいと思います。
    ○議長(日下敏久議員) 岡議員。                〔1番 岡 國太郎議員 登壇〕 ◆1番(岡國太郎議員) それでは、それを私なりに拡大解釈して宣言を出すために、前向きに検討してるということをその言葉どおりに真摯に取り扱ってほしいと思います。 例えば次に、質問1-4、太陽光並びに温水器の助成制度で、部長は太陽熱のは汎用性に欠ける、そういうことはもう遅いんです。最も進んでる東京都の環境局長をされてた大野さんが岩波新書にも書いてますけども、東京都ではもう既に「熱は熱で」というキャッチフレーズで、熱を熱として利用するということをうたって進めていってるところです。それをぜひもう一度再考してほしいと思っております。よろしくお願いします。 そして、最後の質問事項の2のことです。 ダブルチェックの話は出なかったけども、市長、これやっぱりダブルチェックとか、部署によってばらばらなのはしょうがないとしても、それをそこも押さえとるし、こっちも押さえとる、そして例えば一月前になるとエクセルの画面でアラームが鳴るとか、色が点滅するとかという方式にしとけば、おい、あれやっとるかとかというふうなことをお互いにできると思うんです。 ○議長(日下敏久議員) 残り1分です。 ◆1番(岡國太郎議員) その辺のことを考えて、車の事案だけじゃなくて、そういう期限切れのことをぜひ防止するために、市長の方針をちょっとお聞かせください。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) おっしゃるように、ダブルチェックが必要なのは言うまでもありません。今回こうした例外的なものが漏れてしまうということは、これはもう制度、システムの欠陥だというように思います。そこをしっかりとチェックできるような形を今後さらに研究、検討して、システム導入とか、そこでカバーできることがあれば、そういったものを含めて研究していきたいと考えておりますので、ご提案を真摯に受け止めて対応してまいりたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 岡議員。                〔1番 岡 國太郎議員 登壇〕 ◆1番(岡國太郎議員) 時間がなくて、あまり深められなかったんですけども、意のあるところをお酌みいただいて、ぜひ善処方お願いしたいと思っております。 以上で終わります。 ○議長(日下敏久議員) 以上で岡國太郎議員の質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。                午前10時1分 休憩                午前10時8分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 次に、発言順序10番、小谷和志議員の一般質問を行います。 15番小谷和志議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) おはようございます。 それでは、質問に入りますけど、その前にちょっとマスクではしゃべりにくいかと思うんで、ちょっと仕入れてきたんでフェースシールドをしてみますけど、どんなですか。マイクの入りはちょっと悪いですか。                (「悪い」と呼ぶ者あり) 悪いね。                (「大丈夫」「そんなことはねえんちゃうん」と呼ぶ者あり) ○議長(日下敏久議員) もうちょっと大きい声で出してすりゃあええが。                (「行政無線でええが」と呼ぶ者あり) ◆15番(小谷和志議員) 行政無線で。 それでは、ちょっと大きい声でしゃべらせていただきます。                (「色がついとらんぞ」と呼ぶ者あり) 質問事項としては1点です。防災情報伝達システムについてです。 このシステムについては、6月の議会で予算が承認されております。6月に予算が出てるので質問はしなかったんですけど、担当部の委員会じゃないんで、ちょっと気になる点があるので、ここでお願いしたいというふうに思っております。 基本計画の進捗状況と今後のスケジュールはということでありますが、今年3月に危機管理課から基本計画が出ました。これに基づいてこれからの設計業者を決めての進行だと思うんですけど、予算がついて、今どのようになっているか、また今後のスケジュールということで、まずお答え願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(日下敏久議員) 岡田総務部長。                〔総務部長 岡田 誠君 登壇〕 ◎総務部長(岡田誠君) おはようございます。 それでは、私のほうから質問事項1、質問の要旨1について答弁させていただきます。 市ではデジタル防災行政無線の更新に当たり、災害から市民の生命を守るため、防災情報を正確かつ迅速に伝える必要があることから、携帯通信網を活用した新たな防災情報伝達システムを整備します。基本計画の進捗状況につきましては、8月20日に企画提案者のプレゼンテーション及びヒアリング等を実施し、審査した結果、受注候補者としてNTTデータカスタマサービス株式会社中国支社に特定しました。今後は受注候補者と協議を行い、仮契約を進めていきます。本契約の締結につきましては、本議会中に議案として提出させていただきたいと考えておりますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 また、今後のスケジュールにつきましては、具体的には本契約締結後になりますが、令和3年3月末までに詳細設計及び一部工事を開始し、令和3年度中に各システムの構築や試験及び屋外拡声子局の据付けなどを実施し、令和3年度末には完成、運用開始の予定となっております。災害から市民の生命を守るため、市に最適となる防災情報伝達システムを構築していきたいと考えていますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) 令和3年3月末までに完成という形で、その辺については基本計画の整備スケジュール(案)の中に、最終が設計及び施行で3月末までで止まっております。予定としてはそのように流れていくかと思うんですけど、まず内容です。いろいろ基本計画の中にありますが、戸別受信機の配置方法とか案があったりするんですけど、それについては今後業者が決まってか、各部内で、課内ですかね、協議するのか、いろんなところで案とか、瀬戸内市にあったとか、市民からの要望に対してどういうふうなことにしていこうかというか、いろいろあると思うんです。 過去において8億円ぐらいの予算がついて、現在のいわゆる防災行政無線が設置されて、かなり内部で検討した結果、安くなりましたというて5億円ぐらいな予算でしていただいた経緯もありますが、安かった、声が聞こえん、悪かろうになったらいけないんで、その辺は部内か課内か分かりませんが、いろんなところで案とか市民の要望とか、内容についてこれからまだ精査しないといけないようなことがあるかと思うんですけど、その辺はどういうふうな体制でチェックして、また設計業者と打合せしながらやるのか、もう設計業者に任すのか、課内だけでするのか、その辺どういうふうな形で進めていかれようとするんでしょうか。 ○議長(日下敏久議員) 岡田総務部長。 ◎総務部長(岡田誠君) 詳しいことにつきましては、契約してからという形になってきますけれども、今言われてるのは今で言う同報系無線、今度は携帯通信網を使いまして戸別受信機であったり、携帯電話、スマホ等にアプリ等を介して情報伝達していくというシステムを考えています。ですから、今後一番その中で問題になってきますのがスマホであるとかタブレット、そういうとこにアプリを入れていただく作業が一番問題になってくるのではないかと考えますが、その辺につきましても今後契約会社と協議しながら進めていきたいと考えています。 それから、戸別受信機につきましてはなるべく減らしたいというのがあるんですけれども、減らしたいというのはそれの代わりになりますスマホであるとかタブレットで代用できると、それから戸別受信機は例えば身体障害者の方であったり、それからなかなか伝達手段として機器等を持ってない方、そういう方について考えていきたいと考えておりますので、その辺につきましても契約会社と協議をしながら進めていきたいと考えております。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) 計画の中では物すごい皆さんに配置できるというんか、全ての人にできるように思うんですけど、戸別受信機についても今僕が思ってたのは、逆にぎょうさん配ったほうがいいんじゃないかなというふうに思ったり、少なくしたいと言われる、そのタブレットとかスマホを持ってない方、家でだけしか聞こえない方もおられると思うんですけど、たまたま自宅から離れとったときに何か放送してたという方においたら、受信機があったら家に帰って聞き直すこともできるし、やっぱり市民全ての方に情報というのは公平に伝えていかないといけないかなというふうに思っております。これは過去より聞こえんから、特定な人だけに情報が行きょうるがという話で、防災に関したら緊急で皆さんよく聞き取ると思うんですけど、注意して聞くと思うんですけど、これ今で言う行政のほうも使っているわけでしょう。今度それを合わせてせられると思うんで、行政としては最近で言う振り込め詐欺とか、そんな情報とか、いろいろ熱中症にしろ、現在コロナに関しても市長がスピーカーで言われてますけど、聞こえない人はもうそれで終わりなんですよ。 高齢者の方でも聞こえてないから、振り込め詐欺とか、そんな悪質情報で聞いてないからかかるかもしれません。だから、満遍というか、公平に市民に情報伝達ができるように、全ての方に行き渡るというふうに、予算もあるかと思うんですけど、その辺は出すところには出して、締めるところには締め、そういうことで進めていっていただきたいと思うんです。 それから、今ちょっと聞いた中で分かりません、業者と危機管理部のだけでせられるんですかね。移動系システムなんか、今で言う消防団なんかが持ってる無線は、やっぱり電波が届かないとこで意味がねえというて、もう高いもん持っとっても、全然使ようらんのですよね、実際。それぞれの携帯で連絡を取り合うなど、個人個人の持ち物でやっているわけです。警報が出る前から消防団の方はそれぞれの部署へ配置して待機をして、市民の安全・安心とか、地域の状況を把握しながらパトロールもしているんですけど、全て自分の携帯とかで情報を本部のほうに寄っているんですけど、その辺もきちっとして、今度は消防団全員に情報が渡るようにとか、いろんなことで情報共有ができるようなシステムというのをしていただけないかなと思うんです。だから、関係者のトップ、団長とか、関係者の方にも、こういうな形、こういうシステムでいこうかなとか、いろいろ現場に出る方の声も聞きながら、システムづくりとか、機器を入れたらいいんかなというふうに思うんですけど、その辺はどういう形で取りまとめをされるのか、再度お願いいたします。 ○議長(日下敏久議員) 岡田総務部長。 ◎総務部長(岡田誠君) まず、同報系の関係になります。 聞き漏らした方とか公平性とか、その辺の関係になってきますけれども、一応文字放送とそれから音声、それから肉声音声、全てできるような格好で考えております。まず、スマホであるとか、アプリを入れていただいた場合に、聞き漏らしたとか、そういう形になれば、スマホのほうで、ちょっとまだはっきりあれですけど、後から確認できるとか、それから戸別受信機についても後から確認できるとか、そういう形になります。それから、以前も電話等での録音してるものを確認するという方法も残していきたいと考えておりますので、その公平性という形であれば、前よりよく伝わるのではないかと考えます。 それから、ちょっと少なくという回答をさせていただいたんですけども、一応今現在1,500程度出てると思うんですけれども、そのうち職員であるとか消防団、その辺につきましてはスマホであるとか、そういう分で伝達ができると思いますので、一応今予算上では1,000台で計算しておりますけれども、それにつきましてはさっき言いました特定の方に配れたらという形で考えております。 それから次に、移動系の関係、戸別受信機の関係で今現在聞き取れないとか伝わらないということでありましたけれども、今度は携帯無線の通信網を使うという形になりますので、携帯がつながる範囲であれば皆つながるようなことで考えております。 それから、消防団等、その辺に連絡はどうするのかという話もありましたけれども、この辺につきましても、無線機が要るかどうかというのはちょっとあれなんですけれども、その辺についても全部スマホ等で連絡等ができるというふうに考えておりますので、その辺も今度進めていく中で検討していきたいと考えております。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) 部長のお話では、それは全てに行くようにいいシステムになってるというふうに思っておりますが、個々の携帯を頼るのもいいんですけど、公の仕事をしている方は、部長は昔消防団関係とか、いろんなことでされてると思うんですけど、結局大雨のときなんかに個人の携帯を持って行って、水の中へ落ちたとか、故障ですわね、結局火事になっても落ちて、放水してるから水ぬれで使い物になったとか、あるんですよね。それで、大雨のときもかっぱを着て、びしょになりながら土のうを組んで、携帯が自分のもんだったら車の中へ置くなりしておると思うんです。みんなが皆、防水のを持ってるわけでもないし、その辺もちょっといろいろね。いろんな消防団活動でもリスクが伴うことがあるんで、活動しやすいような、そろった機種とか機器、ちょっと雨でも使えるような機器とか、その辺もちょっと配慮し、そういう形のもんもあるので、だから部内でとか課内で話をするんでなしに、その関係者にも相談をして、どのような形がええかというのも、やっぱり現場で動いてる方の意見を聞いてほしいなという意味を持ちまして伝えてるわけで、全ての人に伝わるのは分かるんです。そういうふうにしてくださいというて、昔からというて言よったんですけど、そのあたり、計画の中では全てにおいて、そりゃあ100%とは言わないんですけど、市民全体に行くように思うんですけど、それぞれの立場でまたいろいろなご意見も出ると思うんで、せっかく約7億7,000万円の予算をつけてやってるんですから、予算いっぱい使えとは言わんのですけど、より効率的なものにしていただけたらというふうに思うんですけど、どうでしょうか。 ○議長(日下敏久議員) 岡田総務部長。 ◎総務部長(岡田誠君) 戸別受信機の無線機等につきましては、消防本部、また消防団のほうとも協議しまして、どういうふうに進めていくかというのは検討させていただきたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) スケジュールなんですけど、3年以内になりますけど、こうやって僕が注文ばあしょうったら、またいろんな相談せにゃいけんから時間がかかろうかというて思われるかもと思うんですけど、やっぱりきちっとしたものを早くしていただきたいなというふうなのを、これは思いで言っておきます。この週末にも大きな台風がやってくると、今通り過ぎとんのもありますけど、いつ何があるやら分からんので、ぜひとも早めの対応をお願いしたいというふうに思っております。 昨日、同僚議員も質問されてましたが、市長も副市長も今日呼んで、しゃべってもらうことないんですけど、副市長、僕この防災行政無線をずっと昔から言よんですけど、今になってまた言よんかというて思われとんかも分かりませんけど、この予算づけがやっとついて新しいもんになって、前から副市長になってやっとできたのか、どう思われます、今ついて、これからの動きですね。副市長にも応援していただきたいんですけど、市長、トップが最後の判を押して予算づけしたと思うんですけど、この行政無線に関してでいいんですけど、評価と自分のまたこれからの進め方を、もし何か思いがあったら言うてください。                (「自己採点も聞いてくれ」と呼ぶ者あり) ○議長(日下敏久議員) 田野副市長。 ◎副市長(田野宏君) ありがとうございます。 私が来させていただいてからこの話を知ったわけですけれど、ちょうど携帯電話を使った情報伝達の仕方というのはなかなかまだ導入はされていないですけれど、今後やはりこういう形で個々の手元のほうへ情報が行くような形にするのがふさわしいんじゃないかなというふうに思います。防災無線で、拡声器で流すだけではなかなか聞き取れませんから、手元にあって、それでしかも後で見直すことができたりするようなことにすればメッセージ性も高いし、いいんじゃないかなと思います。 それから、そういう形でスマホが皆さんの手元に行き渡るようになりますと、これがまた違うことにも使ってこられるので、いろんな意味でこのシステムが市の活性化、あるいはいろんな活用、運用の上でメリットが出てきているんじゃないかなというふうに考えております。そういう意味で、時期的にはかなり前から話が進んでて、ここになったんでしょうけれど、今のより前にもししてたら、携帯という話にはなってなかったかもしれません。そういう意味では、本当にいい時期にこういう計画ができたんじゃないかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) 前の機種の場合は、前の分で受令機とかを全戸配布とかいろいろ提案もしておりましたけど、なかなか進まない。やっぱり総合的に計画してというて、遅れ遅れになってるんですよね。そのときそのときで幾らかでも対応していただければよかったんじゃないかなと思うんですけど、ここにまでなって予算づけになってしていただけるということはありがたいんです。早くしていただきたいんですけど、今はコロナ禍の中で各事業所、部品が製造業でしているところも少し生産コストを下げるとか、いろいろ苦労してる方もおられると思います。だから、3年3月末にできるかというたら、ちょっと今の状況では不安なこともあるんです。だけど、一生懸命頑張ってやっていただきたいなというふうな思いがあるんです。 副市長に振ったのは、昨日の発言でいろいろ僕も思いがあるんで、昨日の発言はちょっと今言いませんけど、訂正してほしいなと思うのはあるんですけど、やっぱしこの状況の中で職を失ったとか、事業を廃業したとか、いろんな形でしておられる人はおるんですよ。その辺をちょっと酌んで欲しいと思うんです。一生懸命やってる人はおるんで、運がよかったとか、そんなことはもってのほかですよ、ほんまに。そういうことで、みんな職員も一生懸命やってるんですけど、副市長、市長の応援ばっかしもいいんですけど、職員の応援もし、間に立って、ちゃんと言うことは言う、めり張りをはっきりして、今後の行政に携わってほしいと思うんですけど、どんなでしょうか。 ○議長(日下敏久議員) 田野副市長。 ◎副市長(田野宏君) 昨日運がいいというような話をいたしましたけど、時間がなかったのでああいう尻切れとんぼのような話になって、大変誤解を与えたようなことがあったかもしれませんが、最後にちょっと職員に感謝しますというような言い方をしたと思いますが、やはり職員の人が本当に頑張ってくれているというのは私は感じておりまして、感謝したいというふうに思っております。 私の役割は、おっしゃられるように、市長の進めようとすることを一緒になって、下から何かお支えできるようなことがあればするというのが一つと、それともう一つは、おっしゃられたように、市長がいろいろとアイデアを出されたりしますが、その中でなかなか難しい面なんかもありますから、そういう面では、私だけじゃなくてほかの職員も申し上げておりますが、そういう形で一緒になって、場合によってはちょっと考え直しをしていただくようなこともしていく必要があるというふうに考えております。 以上です。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) ありがとうございます。 それでは、すばらしい防災情報伝達システムが早い時期に出来ることを願って、質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(日下敏久議員) 以上で小谷和志議員の質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。                午前10時33分 休憩                午前10時40分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 次に、発言順序11番、角口隼一議員の一般質問を行います。 2番角口隼一議員。                〔2番 角口隼一議員 登壇〕 ◆2番(角口隼一議員) おはようございます。 議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきたいと思います。 質問事項は二つです。新型コロナウイルス感染症に関する検査体制の整備についてと、質問事項の2が監査委員からの決算審査意見書について、要旨の1のほうが(1)市独自の検査体制を整備してはということで、これは昨日、7番議員のほうの答弁で病院の検査体制については答弁がありましたので、そのあたりはよろしいので、経済を回すという意味において検査体制というのは非常に重要なのかなと、今後必要になってくるんじゃないかなというふうな意味合いも込めて質問をさせていただいてますので、そのあたり答弁ができるようでありましたら、ご答弁いただきたいと思います。 そして、監査委員からのほうの要旨が、令和元年度各会計歳入歳出決算に関する監査委員からの意見に対して、今後どのように対応するのかということです。これは総括意見と個別意見がありましたけれども、個別意見ではアとイとあって、アのほうは表示に関する誤謬というか、そのあたりをちゃんとしなさいよということなんですけれども、イのほうは予算の執行等が適正でないものというふうなことでありますので、このあたり、ア、イ、ウ、エ、オとありますけれども、そのあたりきちんとやればいいようなものと、政策的にきちんとやっていかないといけないものと2点に分かれるのかなと思いますので、そのあたりをご答弁いただきたいと思います。 1回目の質問を終わります。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。                〔市長 武久顕也君 登壇〕 ◎市長(武久顕也君) それでは、私のほうからは質問事項の1について答弁させていただきます。 市独自の検査体制をどのように整備していくかということでありますけれども、これはもう熱やせき、強い倦怠感、味覚や嗅覚症状以上などの疑似症があり、医師の指示のもと行う検査や、感染患者との濃厚接触者を対象にした行政検査については、現在岡山県において医師会医療機関等との連携により1日700件程度検査ができるようになっとるところであります。それ以外の海外渡航に証明が必要な方や症状がない方などを対象としたケースは任意検査ということになりますので、必要とされる方がそれぞれ実施可能な医療機関等で検査を受けることとなっております。 先般、岡山市民病院が海外渡航や企業、団体として検査を受ける必要がある従業員の方など、無症状の方を対象とした任意のPCR検査の取扱いを開始されたほか、岡山県内にほかにも対応可能な医療機関があり、そうした医療機関では任意検査が可能になっています。新型コロナウイルス感染症に係る検査には、PCR検査、抗原検査、そして抗体検査といった種類がございまして、また鼻咽頭の拭い液、唾液、血液といった検体種類ごとに検査キットも様々なものが出てきておりますけれども、PCR検査で4万円前後、比較的安価とされる抗原検査で2万円前後が必要となってまいります。 また、検体採取時には陰性であっても、その後に陽性になるようなケースもございまして、今日は大丈夫であっても、明日以降検査すれば結果は分からないといったこともあります。したがって、どういった検査をどのようなタイミングで検査、実施をするかといった課題もございます。 本来検査の目的というのは、非感染の証明、つまり感染していないことを証明するというものではなく、感染の疑い患者の早期発見により感染拡大を防止することであります。そのことに限られた医療資源を注力するということが、医療機関の負担を抑えて、ひいては本当に検査が必要であり、治療が必要な方への医療の提供、医療資源の確保ということが実現できるということになるわけであります。 新型コロナとインフルエンザの同時流行で診療の負担増大が危惧されておりますけれども、瀬戸内市民病院と邑久医師会等の連携を図りながら、地域の医療提供体制の確保に引き続き努めていきたいと考えておるところであります。 なお、この任意検査をどのように拡大していくかということは、国のほうでも方針がだんだんと変わってきておりまして、そうしたものを積極的に取り上げていこうというような、環境が変わってきてるということを私たちも的確に捉えていかなければいけないと思います。例えば学校で感染者が出た場合に、濃厚接触者だけが行政検査の対象になりますけれども、それ以外のところをどのように取り扱っていくかということは、学校のみならず、先ほど経済活動を回していく上でという観点においても重要なところがあろうかと思います。そうしたところがだんだんと、本来ただ任意検査のところも今後対応できるようになってくる、そのようなところを私たちもしっかりと対応できるようにしながら、経済が萎縮してしまうことのないように、出来るだけの支援を今後やっていきたいと考えております。 国のほうでいろんな指針が示されつつある状況でありますので、そうしたところを先取り先取りで、しっかりと対応してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 ○議長(日下敏久議員) 田野副市長。                〔副市長 田野 宏君 登壇〕 ◎副市長(田野宏君) おはようございます。 それでは、質問事項2、要旨1についてお答えさせていただきます。 今回監査委員から多くのご指摘、ご意見をいただきました。対象の所属の中では既に職員に注意をしてるところもございますが、再発防止に向けて根本的な対応を施していく必要があると考えておりまして、その方向性について申し上げます。 まず、予算経理処理関係ですが、これらの問題の根源は職員に関係法令の知識が不足しているということがあるかと考えております。全職員を対象に、事務処理についての再周知を行うとともに、各所属に経理処理事務の責任者を置き、所属内の予算経理に係る事務処理について管理、指導をさせることが必要と考えております。そういう形での整備をしたいと思っております。併せて規定が不備なものにつきましては、規定の整備をしていきたいというふうに考えております。 次に、決算書の附属書類の関係でございますが、これは書類作成の担当部署が各所属からの報告を受けて作成するのですけれど、報告書がそろっているか、またその内容が正しいかどうかをチェックできるシステムになっておらず、出てきたものだけを対象にして書類を作成しているところに問題があると考えておりますので、それを作成部署がチェックできる仕組みにしたいと考えております。 それから、裳掛診療所の稼働率が悪い件につきましては、利用が少ない時間帯の取扱い等につきまして、関係者とも協議しながら対応してまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(日下敏久議員) 角口議員。                〔2番 角口隼一議員 登壇〕 ◆2番(角口隼一議員) じゃあ監査委員のほうから再質問させていただきます。 先ほど附属書類のことで答弁がありましたけれども、財産に関する調書がこれに当たるんかなと思うんですけれども、この財産に関する調書は、これ2年連続で誤っていたにもかかわらず3年連続というのは非常に組織としての問題が浮き彫りになってるのかなというに感じますけれども、そのあたり対応が後手後手なのか、それとも今までちょっと対応が抜本的にできていなかったのか、そのあたりをご答弁いただけたら。 ○議長(日下敏久議員) 田野副市長。 ◎副市長(田野宏君) 昨年のご指摘を受けて、今年はかなり厳重にチェックさせていただいたんですが、最後に取得できた物品についての記載が1件漏れてたということでございます。 その対応として、今おっしゃられたように、やはり私も答弁いたしましたが、そういうチェックするシステムができてないと、調書を作る部署とそれからいろんなものを、財産を取得、あるいは処分する部署との連携ができてないんで、要するに何々財産を取得し、財産を処分したかを年度の末に調書を作るところが問合せをして、報告があったものだけを載せてると。だから、後でチェックすると、報告書し忘れているものがあると載らないというようなことになりますので、取得処分するときに調書を作るところをちゃんと経由して、そこで一度チェックを受けて、ここへチェック用の一覧表を持っておけば、あと報告を出してもらうときに出てなければ、おまえのとこ、まだ出てないぞと、出せよという、そういう指導ができますので、そういうシステムにしていく必要があるなというふうに考えています。 以上です。 ○議長(日下敏久議員) 角口議員。                〔2番 角口隼一議員 登壇〕 ◆2番(角口隼一議員) それから、裳掛の診療所のことですけれども、裳掛の診療所、指摘のほうでは存続等も含めというふうなことでご指摘をいただいてますけれども、私はこの僻地医療というのは非常に重要な医療体制だとは思っております。そういった意味では、これを真に受けるというか、そんなことはしてはいけないのではないかなというふうに思っておりますけれども、存続というのは非常に重要だと思います。安いものではありませんので、存続していくということは非常に重要だと思うんですけども、具体的にどのように存続させていくのかというのが議論しないといけないことなんかなと思うんですけど、そのあたりの答弁を市長。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 患者さんの受診の実態を見ますと、市民病院から来ている医師──三河内管理者になりますけど──のときにはたくさんの患者さんがお見えになる。それ以外のところ、具体的には今ほかの医療機関から医師に来ていただいてますけども、そちらのほうが非常に患者さんが少ないという、そういう実態になっております。今後今見直しの検討を進めておりまして、はっきりしましたらまた皆様にお伝えをしてまいりたいと思いますけども、基本的には存続は必要であるという前提のもとで、いっときに集中して来られる患者さんがちょっとほかの曜日にも分散していらしていただけるようなことを考えていかなければ、もうこれだけ全然患者さんが来られない日は開けなくてもいいんじゃないかという、そのような話になってしまいますので、そのあたりの改善を医療体制の改善によって考えていきたいと思っております。 ○議長(日下敏久議員) 角口議員。                〔2番 角口隼一議員 登壇〕 ◆2番(角口隼一議員) 監査委員のほうはもうこれで終わりにさせていただきますけれども、これからしっかりと決算審査をしますので、よろしくお願いします。 それから、新型コロナのほうなんですけれども、先ほど任意のご答弁を市長のほうからいただきましたけれども、経済を回す意味で任意というのが必要なのかなというふうなことで質問させていただいて、市長のほうもよくその辺を認識もされていて、新しい検査のことも情報収集をされていらっしゃるというふうなことでちょっと安心はしてるんですけども、やはり6月でしたか、臨時だったりとかで非常に観光だったり商業だったりとかに予算の計上をしましたけれども、それが執行されたのかというのが、されていないというふうなうわさも聞きます。そういった意味で、風評被害というのが非常に恐れなければいけないことで、瀬戸内市は安全だということで大々的にアピールができるようであれば、これも結果は変わってくるんじゃないかなというふうな思いもありますし、コロナの問題というのが1年で終わるとは思っていません。ワクチンが出来たからといって、人の動きが変わるとも考えられませんし、昨日の質問でもありましたけれども、山鳥毛もせっかく来ましたけれども、これがうまく活用できるようにするためには、やはり安全・安心というか、瀬戸内市は安全で観光施設も全ての施設の職員が任意の検査を何らか受けていて、来ていただいても安全ですよ、安心ですよという、いろいろな対策というのは手段であって、本当に信頼の担保ではない部分があるのかなと思いますので、そのあたり任意の検査については本当にしっかりと情報収集をしていただいて、やっていただきたいと思いますので、もう一度今後の補助をするとか、予算を補助する、任意の検査を受けるにしても自分で検査するにはお金がかかりますので、それを補助するとか、そういったこともある程度規定を設けてやらないといけないんかなと思いますけれども、そのあたりお考えがあるかどうか、ご答弁を。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 任意の検査をどこまで広げるかということで、私も病院といろいろ協議をしたこともあります。やはり問題になってくるのは、PCR検査というのは受けた段階で陽性かどうかというのを確認をするということでありまして、これをずっと安全であるということを保証しようと思うと2週間置きにずっとやっていかなければいけないということ、これは医療資源の面から考えても現実的ではないという、そんな側面がございます。あわせて疑陽性と疑陰性の問題、こういったところが検査には必ず付き物でありまして、そうしたいわゆる感度と特異度が100%ではないという、これを私たちは正しく市民の皆さんにも含めてお伝えをしていかなければいけないというように考えております。 そうした中で、国のほうはそうはいっても経済を回していくという側面も否定はできないではないかということで、任意の検査をさらに拡大しながら今対応しようとしてくれておりますので、そうした状況をうまく捉えて我々も対応していく必要があるんではないかとは思っております。 市のほうで独自の補助制度を設けるかどうかというところでありますけども、ここはちょっと国の動向を見ながら、市として独自の財源を手当てをする必要があるかどうかということは検討してまいりたいと考えております。 市のほうも今のところは大きな感染拡大につながっておりませんけれども、いつ何どきそんな状況になるかというのは分からない状況でありますので、そうしたときには速やかに市民の皆さん方が不安に思われてる感情も含めてどのように対応させていただければいかということをできるだけのことを引継ぎしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 角口議員。                〔2番 角口隼一議員 登壇〕 ◆2番(角口隼一議員) なかなかすばらしい答弁をいただきましたので、これでよろしいんですけれども、やめようと思います。 ただ、本当に業務継続も含めて、昨日インフルエンザとのこともありましたけれども、業務は継続しなければいけないというのが市長の役目ではあるのかなと思いますが、そのあたりも含めてよく研究していただいて、市の業務が止まらないようによろしくお願いいたします。 以上で終わります。 ○議長(日下敏久議員) 以上で角口隼一議員の質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。                午前10時58分 休憩                午前11時5分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 次に、発言順序12番、廣田均議員の一般質問を行います。 16番廣田均議員。                〔16番 廣田 均議員 登壇〕 ◆16番(廣田均議員) 皆さんおはようございます。 それでは、一般質問に入らせていただきます。 コロナ禍の中で台風9号が過ぎ、また台風10号が接近しております。各種災害が心配されておりますけれども、人的、物的被害が発生しないように配慮が必要かと思います。一層の努力をお願いいたしまして、一般質問を行います。 1点目、市政運営全般について。 市長は3期目の市政を担い、3年3か月が過ぎたが、これまでの市政運営の総括に対する評価は、また今後の市政運営をどのように推進するかということであります。 市長は、これまで3期のいずれも無投票で当選、1期から10年余り市政を運営されております。私は1期目に選挙の立候補に市長が際して、お金がなくても元気は出せると言われたことが印象的で、力強く感じて、今でも思っております。以後、市政全般について精力的に取り組んでおられると思いますけれども、特にこの3期目で感じておりますことは、国宝山鳥毛クラウドファンディングに始まり、今年に入り、コロナ対策ではないかと思っております。この3年3か月の市政運営の総括に対する評価をお尋ねします。また、今後の市政運営をどのように推進するのか、お尋ねをいたします。 2点目は、休園中の幼稚園の今後について。 現在長船美和幼稚園、牛窓北幼稚園、牛窓西幼稚園の3園が休園となっております。先般、牛窓西幼稚園の管理について、住民の方から将来の幼稚園児の増加が認められない中で、建物、土地に関連して有効利用の問合せがありました。現在西幼稚園と同様に、美和、牛窓北幼稚園もそういった要望があるように聞いておりますけれども、今後どのように活用されるのかお尋ねをいたしまして、1回目の質問を終わります。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。                〔市長 武久顕也君 登壇〕 ◎市長(武久顕也君) それでは、私のほうから質問事項の1について答弁させていただきます。 私は、これまで対話と参加を基本に市政に取り組んでまいりました。これまで1期、2期、そして3期目ももう3年を過ぎたところでありますけれども、改めましてお世話になりました議会や市民の皆様方に心から感謝申し上げます。おかげさまでいろいろな事業に取り組ませていただいてまいりました。特に3期目につきましては、錦海塩田のメガソーラーの商業稼働の開始でありましたり、あるいは企業団地の売却による企業さんの事業規模の拡大、こうしたこともございまして、過去最高となる税収、そして予算規模になったのが令和元年度の決算でございました。 財政の硬直化を示す経常収支比率も令和元年度に改善をし、また財政力指数も県内上位となる財政力の強化が図られてきたところであります。そうした財政力の強化や、また合併特例債の延長などによりまして進めることができた事業も増えてまいりました。現在進行形のものも含めますと、福山浄水場の改築、JR駅前整備事業の推進、防災行政無線の交信、地域公共交通のさらなる拡充、また有害鳥獣対策の強化、こどもひろばの整備、市内全域への光ファイバーの整備、病児病後児保育施設の整備、こども園の整備、幼稚園、小・中学校の大規模改修など、継続的な取組として前進が見られつつあるものもございます。こうしたものは議会や市民の皆様方のご理解なくしては進められなかったことでありますし、また併せて職員のこれまでの努力にも心から感謝を申し上げたいと思います。 しかしながら、それだけの歳入の増加をもってしても、それをはるかに上回る市民や議会の皆様からの要望に応えていくためには十分なものではございません。今後さらに新たな企業団地の造成でありましたり、あるいは火葬場の整備、さらなる子育て支援策などによる人口減少対策、学校をはじめとした公共施設の老朽化に対応した施設の改善、また国宝山鳥毛の保存活用など、地域の発展と市民の皆様の幸せの実感に資する事業と山積する課題に取り組む必要があるかと考えております。 そうしたことから、できたことももちろんありますけれども、まだまだできていないこともあるというのが実態だというように思います。お金がなくても元気が出せるということは、当初の私の思いと覚悟として取り組んでまいりましたけれども、お金がないところからいろいろな方のご協力と、そして知恵を出し合っていただいたことによって、お金もある程度確保できるようになってきたという状況だと思います。 今後もさらに知恵を絞りながら、さらなる市民の皆さん方の期待に応えられるような、そのような市政を行っていく必要があるんじゃないかと思っておりますし、また目下新型コロナウイルス対策に一生懸命取り組んでいるという状況ではございます。まだまだ予断は許しませんけれども、今後も問題を先送りすることのないように、しかしどうしても時間がかかる、そうした取組というのもありますけれども、そうしたことは粘り強く取り組んでまいりたいと思います。議会の皆様から、いつになったらできるんならというようなお叱りもいただいておりますけれども、私は基本的に何とか早くならないかということを常に組織の中では申し上げておるところであります。ただ、議場に立つと、それを一緒になって言うわけにはいかなくて、やっぱりこういったところは課題になってるということをお伝えしなければいけない、そのような立場でありますことから、どうも私が抵抗勢力になっているような見方も捉えてしまう部分もあろうかと思いますけれども、気持ちは同じ政治家として、市民の皆さん方の要望にいち早く応えたいという気持ちは変わりはございませんので、そうしたところを併せてご理解いただけますようによろしくお願いします。 ○議長(日下敏久議員) 薮井教育次長。                〔教育次長 薮井慎吾君 登壇〕 ◎教育次長(薮井慎吾君) それでは、私のほうから質問事項2の質問の要旨1について答弁をさせていただきます。 ご質問のほうでもありましたが、現在牛窓西幼稚園、牛窓北幼稚園、美和幼稚園の三つの幼稚園が休園となっております。休園を実施した経緯の中で、園舎の耐震不足のため改修ができないことに加えて、少子化の進行により休園措置を取っている園があります。そういった施設については、今後園舎等の施設の活用が困難であるというふうには思っております。 それから、幼稚園に通園する園児の減少により、集団教育を実施することが困難となり、休園した幼稚園で、まだ改修等により使用できる施設においては園舎を子どもたちが集える新たな場所として有効に活用できないか、またまちづくりのために活用できないものかなどの声もお聞きしております。 ただ、問題点としましては、既存の施設を国の補助金を活用して整備している場合、一定の期間が経過するまでに転用する際に、転用後の用途によっては補助金返還の対象となるなど、財産処分の制限がございます。休園中の施設を放置しておきますと、雑草が生い茂ったり、ハチが巣を作るなど、景観的にも、また安全面からも好ましい状態ではありません。そういったことから、今後は補助金などのもろもろの問題をクリアしながら、市長部局と連携して、行政としての活用だけにこだわらず、地域や民間への貸与により施設の活用を図られればと考えております。そういった場合、教育委員会としましては、幼稚園の廃園の手続を経て、市長部局に普通財産として移管し、その後に有効活用を図るということになると考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(日下敏久議員) 廣田議員。                〔16番 廣田 均議員 登壇〕 ◆16番(廣田均議員) それでは、2点目の幼稚園のほうから2回目の質問をしたいと思います。 先ほども教育次長のほうから、耐震不足あるいは子どもの減少から休園になっておるということで、私が住んでおる西幼稚園も、ある住民の方から草が生えて管理がどねえなっとんならということで、もう使わんのやったら、小学校も駐車場がない、狭いということもあるんで、いろいろ検討してもろうて有効に使えることがあるんじゃないかというようなことを聞いたんで、そのほかの幼稚園についても同僚議員のほうからそういうなことも聞いておりますので、将来的には廃園にして云々というてさっき言われてましたけども、これそれぞれ個別にやるよりは、全体的な計画を持って土地の整理とか、こども部長には今日は担当部長として回答を求めておりませんけれども、そういったこども園化にするとか、いろいろな計画があると思うんですけれども、将来を見詰めて、今東幼稚園も数億円かけて改修しておりますけれども、これが果たして将来的にどういうふうに使っていくのか、もう恐らくここも趨勢として幼稚園児が少なくなって、保育園の定員が大幅に増えておるというのが現状ではないかと。そういったところから、こども園化で今裳掛とそれから今城が出てきておりますけれども、こういったできることについては非常に喜ばしいことだと思うんですけれども、全体的なことから思えば、特定の地域もそうですけれども、全体的に長船にあったり、それから牛窓にあったり、そういうもう全体的な計画を見てやられるのが、私は公平性からいえばそういった教育行政というか、有効利用もできるしと思うんですけれども、教育長、どういうふうに思われますか。 ○議長(日下敏久議員) 東南教育長。 ◎教育長(東南信行君) ありがとうございます。 現在休園をしているというふうな状況の中には、先ほど次長のほうからも説明をさせていただきましたとおり、施設そのものの耐久性の問題であったり、それから子どもの減少というふうなこと、それから社会の働く状況の中で多くの保護者の方々が共働きであるというふうなことから、幼稚園へ預けるということよりも保育園機能のあるところへ預けたいというふうな希望が高まっているというふうな状況の中で、幼稚園を活用されるというふうな保護者や子どもの状況が大変少なくなってきているということは事実だというふうに思っています。そのあたりを受けて、地域ごとの中で保育園機能とそれから幼稚園機能をどのように維持していくのかというふうなことについては、先ほどの議員からご指摘のとおり、全体の様子を見ながら考えていくべきだというふうに考えております。ただし、それぞれの地域の特色もございます。そのあたりのところも見定めながら、全体計画ももちろん大切だというふうに思うんですけれども、その地域の状況に応じて個別に判断をしていくというふうなことも必要かなというふうに思っております。 今現在休園をしてあるところについての幼稚園入園のニーズについては、例えば牛窓地区においては現在東幼稚園の園児の数が二十数名というふうな状況もございます。園舎のほうの活用については、耐久性を含めて改修をさせていただいたというふうなことでございますので、今後の活用についても幼稚園機能をその地区においては維持をしていくというふうなことが可能であるというふうに考えておりますので、ほかの園の、現在放置してるわけではないんですけれども、管理をさせていただいているところの管理をどのように有効活用していくのかと、施設を有効活用していくのかというふうな観点で、先ほど次長のほうからも答弁をさせていただきましたことを考えていきたいというふうに思っております。 ○議長(日下敏久議員) 廣田議員。                〔16番 廣田 均議員 登壇〕 ◆16番(廣田均議員) 東幼稚園に言われたんで、その件について当面は持続できるようなことを言われましたけど、これは西幼稚園管内、それから北幼稚園管内から、補充というか、通っておる園児がおるからできることなんで、反面裏返してみると、そこの今休園しとる管内から東幼稚園へ行くということについては相当負担がかかるわけですね、送り迎えとかというのがあって。それは近くで言うと、使いやすいけれども、やっぱり何でも使い勝手というか、負担がないようにする、公平性がないようにするというのが市の行政ではないかと私は思うんですけれども……                (「公平性がある」「公平性」と呼ぶ者あり) 公平性がある…… ○議長(日下敏久議員) 公平性が。 ◆16番(廣田均議員) うん。 そういうことなんで、一度全体的な、ここはここ、あそこはここということで長い目で、今すぐ要る経費も要りましょうけれども、それをちょっと待って、いわゆる経費削減にもつながるような全体的な計画を一遍見直したらどんなかなと思うんですけれども、そこら辺を私は聞いてみたかったんです。 ○議長(日下敏久議員) 東南教育長。 ◎教育長(東南信行君) それぞれの地域における実情も把握しながら、それから今後の幼稚園教育に対するニーズや保育に対するニーズのあたりをきちんと把握をして、先ほどおっしゃっておられるように、市全体の子どもを、就学前の子どもたちの保育、教育をどういうふうに進めていくかということについては全体的に計画を見定めていく必要があるかなというふうに思っておりますけれども、今幼稚園は幼稚園としてだけではなくて、先ほどおっしゃっていただいてるように、こども園、幼稚園と保育園の機能を両方持っている施設等も創設をされてるというふうな状況もあります。こども・健康部などとも協議をしながら、今度の子どもたちのそういうニーズについてしっかりと把握をしながら、考えさせていただければというふうに思います。 ○議長(日下敏久議員) 廣田議員。                〔16番 廣田 均議員 登壇〕 ◆16番(廣田均議員) 先般、若い夫婦が市内の中心部へ家を建って、そこは幼稚園へ行かすか、それか保育園へ行かすかということで、働く環境から保育園に入れようと言ったんですけれども、これはこども部の関係ですけど、要するに待機児童で入れなんだと。今待機児童が恐らく、教育委員会では把握はできておるんかおらんのか分かりませんけれども、必ずあると思います。今そこの夫婦は、行けれんからということで牛窓の私立の委託の民間の保育園へ通っておりますけれども、さっき言われた、私も将来的にはもう幼稚園と保育園を統合したこども園をやるのがベターではないかというように思います。ですから、今改修とか、それから耐震とかということでお金をかけていいもんかどうかというのも、私はこれはまだ先になってみにゃ分からんことですけれども、もう将来的には恐らくこども園が主流になってくるんじゃないかと思います。ですから、そういったことでそれに向けた全体的な、こども部とそれから教育委員会がタイアップして、全体的な構想を進められたらどうかということをさっきから言よんですけども、その点もう一遍教育長、答弁をお願いします。 ○議長(日下敏久議員) 東南教育長。 ◎教育長(東南信行君) ありがとうございます。 おっしゃられるとおり、今こども園についても保育園型のものがあったり、それから幼稚園型のものがあったり、それから連携型のものがあったりするというふうなこともあります。今瀬戸内市で設置しているこども園については保育園型のもので実施をしてるというふうな形になっておりますけれども、そのあたりも含めて、保護者によってはそういう一体型のものではなくて、あくまでも幼稚園に入れたいという要望をお持ちの方もいらっしゃるという実情がありますので、先ほどおっしゃっていただいてるように、こども・健康部のほうともしっかりと協議をしながら、お互いにどういうふうな形で市全体にそういうふうなものを整備していくのかというふうなことについて、しっかりと協議をしながら取組を進めていきたいというふうに思います。ありがとうございます。 ○議長(日下敏久議員) 廣田議員。                〔16番 廣田 均議員 登壇〕 ◆16番(廣田均議員) 今の幼稚園行政ですか、それはもう少ない人員で、先生の数が多いか、子どもの数が多いかというようなことも私今までに見てきたこともあります。ですから、これを将来的に統合再編するには相当な精力的な努力が要ると思うんですけれども、全体的な計画をつくって見ていただけたらということを再三申しょんですけど、再度お願いできますか。 ○議長(日下敏久議員) 東南教育長。 ◎教育長(東南信行君) 現時点ではそういうものがつくれておりませんので、そういうふうなものも視野に入れて検討させていただきたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 廣田議員。                〔16番 廣田 均議員 登壇〕 ◆16番(廣田均議員) それから、今度1点目の市政運営全般について。 市長ということでお尋ねしておりますけれども、私も議員を平成10年から、町会議員から20年余りになりますけれども、私のモットーというのは公平、中性、みんな分け隔てなくできたらいいかなということをいつも思っております。だから、先ほどもちょっと教育委員会のほうで言いましたけど、ここをこうして、あそこは寄せてという、いろんな思いがあるけれど、全体が皆幸せになるというのは誰でも思うことですけれども、私はもうこれが一番に。一番嫌いなのは、もう自分のとこだけようする、我田引水的な施策というのは私は嫌いです。だから、自分ところのことというのは、そりゃあ地元から出とるから自分のことをよくするという思いがあるんですけれども、全体的な公平性からいうと、私はそりゃあちょっと欠如があるんじゃないかなという思いがあるんです。そういうことはどう思われますか。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) それは本当に同感であります。それぞれの支援者の皆さん方がおられるのが我々政治家でありますけれども、そうしたところからの声をしっかりと受け止めていくというのは必要でありますが、それがそうした方々のためだけの取組になってはいけないということ、それがじゃあ市全体にとってどのような意味があるのかということを常に考えながら行っていくということが、議員のおっしゃる公平性であったりとか、中立性であったりとかという言葉につながるんじゃないかと思います。常にそういう気持ちを持って、我々も取り組んでいく必要があると思ってます。 ○議長(日下敏久議員) 廣田議員。                〔16番 廣田 均議員 登壇〕 ◆16番(廣田均議員) 個々具体的なことはもう申し上げませんけれども、ここで平成16年11月に合併して市政になり、15年余りが過ぎておりますけれども、旧態依然として、項目は言いませんけれども、格差があるところがあると思うんです。この格差是正についてはどういうふうに、今後していかなければならないと思っておられると思うんですけれども、そういう点は今後どうされるのか、それをお尋ねします。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 残り3分です。 ◎市長(武久顕也君) 格差という問題でありますけれども、これはもう瀬戸内市のみならず、我が国全体、また全世界が直面している大きな課題だと思います。 瀬戸内市の中で申し上げますと、地域間の格差、また世代間の格差、また所得層による格差、いろいろな差があるということは現実の問題として受け止めなければいけないと思っております。それらをどのように改善をしていくかということに、我々もいろいろな事業、施策を通じて努力をしておるわけでありますけれども、それでも縮まる部分と縮まらない部分というのがあります。そこに必要になってくることは、その格差が分断を呼んでしまわないように最大限の努力をするということだと思います。それぞれの立場の違い、また状況の違いを乗り越えて、お互い理解し合えるという環境をどのようにつくっていけるかというのが私たち政治家に求められた役割だと思っています。そうした意味で地域をまとめていくということに、いろいろな調整であったりとか、利害の対立をいかに解消していくかとか、いろんなことをやっていかなければいけないわけでありますけども、そういったことが私たちが掲げております幸せの実感につながっていく大きな原動力になっていくと信じて、これからも頑張っていきたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 廣田議員。                〔16番 廣田 均議員 登壇〕 ◆16番(廣田均議員) 今市長が言われたのがみんな議員の思いでもあると思います。もう例えば、個別に言いませんというて言いましたけども、旧町時代にはいわゆる区単位、それからコミュニティ単位…… ○議長(日下敏久議員) 残り1分です。 ◆16番(廣田均議員) それから長船にはまたサロンとか、そういったあれがありますけれども、今まちづくり会議で再編ということがなされておりますけれども、こういったことで、これも統合したら格差がなくなるのかな、必要経費が充当されるのがそういったところに充当されて、充当されないところもあるということもあるんで、そこら辺からも公平性というのが私は求められていくのかなという思いがあります。今後とも今市長が言われたことが議員全員の、それからしいては住民の幸せにつながるかもしれませんから頑張ってください。 ○議長(日下敏久議員) 以上で廣田均議員の質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。                午前11時36分 休憩                午前11時39分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 次に、発言順序13番、高間直美議員の一般質問を行います。 3番高間直美議員。                〔3番 高間直美議員 登壇〕 ◆3番(高間直美議員) 皆様、こんにちは。 議長の許可をいただいたので質問に入らさせていただきます。 今回もコロナ対策ということで30分という短い時間ではありますので、皆様には明快なご答弁をいただきますようよろしくお願いいたします。今回もSDGs、誰一人置き去りにしないという観点から市民相談を受け、私なりに考えた提案型でさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 それでは、質問事項1、重度障がい児支援について。 陳情を、市長、瀬戸内市地域自立支援協議会から受け取っておると思います。その中で今年度により増えた相談ということで書いておりました障害のある児童・生徒の相談、特に知的障害、身体障害を伴うお子さんについては増加傾向であり、相談内容として市内の学校への進学が難しく、遠方の支援学校までご家族が送迎しないといけないという相談が数件ありました。今までも同様の相談がありましたが、ご家族が仕事を縮小及び退職し、送迎をしてきた経緯があります。今後同様な相談が増える可能性が高く、ご家族の負担が軽減できるように陳情をしておる内容でございました。その内容としましても、知的障害と身体障害のある重度心身障害児及び医療的ケアが必要な児童・生徒に関して、市外の支援学校へ通学する場合のご家族の負担を軽減できる支援策を検討してもらいたいという内容だったと思います。 この陳情を目にしまして、そこで要旨1、肢体不自由者等重度障がい児への支援として、市独自の通学助成制度をつくってはどうか。それと、要旨2、重度障がい児の一時預かりを受け入れる施設は限られていますが、さらなる拡充が必要では。 急な事情があっても数か月前から計画を立てて利用しないといけないというのが今の実情だと思います。少しでも気軽に利用できるようなことを考えていかなきゃいけないんじゃないかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 質問事項2、市内活動を応援する仕組みづくりについてです。 要旨1、市内で開催されるイベント等のチケットを販売するせとうちプレイガイドを作り、市内活動を応援する仕組みをつくってはどうか。 市内では、今は自粛傾向ではありますけれど、様々なイベントが活発に行われております。ホームページや広報などで掲載したり、中心になる方々が自分の人脈で販売していたりしております。がしかし、もっと多くの方々に市内で行われているイベントに参加してもらう仕組みがあれば、市民などの満足度が上がり、シビックプライドにもなります。中心にある商業施設などに置くと、いろんな方の目に留まりまして、参加も多くなるし、協力してくださることも多くなると思います。ぜひせとうちプレイガイドを作ってみてはどうでしょうか。 要旨2、社会貢献活動への市民参加を支援するため、ボランティアポイント制度をつくってはどうか。 これは何度もしてきました。市民の力をいかに瀬戸内市の中で生かしていくかということで、市民のボランティアをより後押しできる制度、大切なことだと思います。どう前向きに検討されてきたのか、お教えください。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(日下敏久議員) 薮井教育次長。                〔教育次長 薮井慎吾君 登壇〕 ◎教育次長(薮井慎吾君) それでは、私のほうから質問事項1の質問の要旨1について答弁をさせていただきます。 現在、瀬戸内市内小・中学校では、自閉症、情緒障害と知的障害の障害児での特別支援学級を設置しています。肢体不自由者等重度障害児については、肢体不自由の専門的教育を行っている県立特別支援学校の肢体不自由部門に進学をしております。県立支援学校肢体不自由部門のうち、瀬戸内市が学区になっているのは岡山東支援学校と岡山支援学校です。いずれの学校に通学する場合も、岡山支援学校には通学バスがなく、岡山東支援学校による通学バスは瀬戸内市まで来ていないことから、現状では保護者の方による送迎が主な通学手段になっているのが現状でございます。 本市において、それらの保護者の方々に通学補助につきましては現状ではございませんが、県立支援学校の場合は所管が岡山県教育委員会になることから、岡山県から保護者送迎による通学補助があるということを伺っております。肢体不自由等重度障害児の保護者の方に対しまして、保護者による送迎に対する本市独自の通学補助につきましては大切なことであるというふうには認識しております。既に助成制度がある先ほどの岡山県、それから福祉サービス等を所管する福祉部局と関係機関と協議を行いまして、保護者にとって不利益にならないよう、制度設計について研究を行う必要があると考えております。 今後岡山東支援学校や岡山支援学校に通学をする肢体不自由者等重度障害児の保護者の方に対する本市独自の通学助成制度につきましては、関係機関と協議を行いながら検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
    ○議長(日下敏久議員) 青山福祉部長。                〔福祉部長 青山祐志君 登壇〕 ◎福祉部長(青山祐志君) それでは、私からは質問事項1、質問の要旨2について答弁させていただきます。 障害福祉サービスでは、介護をする家族などが病気になったときや心身の休息が必要になった際、短期間施設で宿泊し、食事や入浴などの支援を行う短期入所サービスがあります。現在重症心身障害児3名が支給決定を受け、医療型短期入所を利用されております。市内には1か所、医療型短期入所施設が設置されていますが、主に市外施設を利用されています。利用の背景として、かかりつけ医との連携や利用実績がある施設への希望が強いなどの理由が挙げられます。 本年度、障害者計画の見直しの年となっており、障害者や障害児の保護者を対象にしたアンケート調査の実施や計画策定委員会での協議を予定しております。今後国が示す新たな方針を踏まえ、各種サービスの充実についても計画に盛り込むこととしております。また、今後も地域自立支援協議会子ども部会とも連携し、地域課題の整理やニーズの把握をしながら、サービスの量と質の確保に取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(日下敏久議員) 頓宮文化観光部長。                〔文化観光部長 頓宮 忍君 登壇〕 ◎文化観光部長(頓宮忍君) それでは、私のほうから質問事項2、質問の要旨1についてご答弁させていただきます。 市民活動を実施する上で自主財源確保の手段としてチケットの販売は有効な方法であると認識いたしております。この場合においてチケットの販売方法や販売場所がないという現状も理解いたしております。しかしながら、インターネット等を利用した民間のチケット販売サービスを活用して実施をされた市民活動の例もあり、それぞれに工夫をして実施されているものと感じております。このようにチケット販売の場所の確保につきましては、団体の活動において必要なものであるというふうに感じています。団体それぞれにおけるチケット販売等の実情を踏まえた上、行政としてどのような協力が可能であるか、こういった面、それから関係する部局、あるいは外郭団体等を含め、横断的な研究が必要であるというふうに感じておりますので、どうかよろしくお願いいたします。 私のほうからは以上です。 ○議長(日下敏久議員) 松尾総合政策部長。                〔総合政策部長 松尾秀明君 登壇〕 ◎総合政策部長(松尾秀明君) それでは、私のほうから質問事項の2、質問の要旨の2についてご答弁申し上げます。 ボランティアポイント制度につきましては、昨年11月の議会におきましてもご質問をいただき、ボランティア活動として環境美化に取り組む活動や自治会等が行う地域活動等に対してもポイントを付与することで、市民の皆さんが楽しみながら持続可能なまちづくりに積極的に関わっていただける仕組みとして、財源とともに先進事例等を調査研究するというご答弁をさせていただいた経緯がございます。 その後の検討状況としまして、現在ポイントの電子化など、効果的な制度設計を引き続き検討しているところです。具体的には、ボランティア参加への意識づけとして配るポイントだけではなく、子育て支援策や地域経済対策としての電子ポイントの活用など、幅広に可能性を探っているところでございます。同様の取組は様々な自治体で導入されているケースもあり、どのような仕組みが本市にとって有利なものなのか、またどのような活動を対象とするのか、換金することを考えるならば制度の安全性はどうなのかなども研究していきたいと考えております。これらのことから、地域ポイント制度の導入にはもう少し時間を要することになろうかと思っております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(日下敏久議員) 高間議員。                〔3番 高間直美議員 登壇〕 ◆3番(高間直美議員) それでは、2回目の質問に入ります。 質問事項1、要旨1の肢体不自由の方々の通学助成。 教育委員会に尋ねたら、これは県ですから、あとタクシー利用は福祉ですからということで、県にも問い合わせました。国にも問い合わせました。目の前にいる瀬戸内市のお子様のことなのに、市の担当する方々が、私が聞いた情報を伝えても、ああ、そうなんですねということが本当だったですね。本当に寄り添っているのかなということをすごく私は感じました、やっぱり縦割りなんだって。国も縦割り、我が市も縦割り、それじゃあ本当に寄り添うということが、私、出来ないんじゃないかなというのを感じております。 そこで、やっぱりそういう方々が本当に困ってるのは何かなと思ったときに、教育長、下向いてますけどね、どの子どもも学ぶ権利があるんですよ、学ぶ権利が。親もどういう状態の障害で生まれても学ばせてあげたいんですよ。そういう思いにのっとったときに、いやって、問い合わせた方々が思うというのは、私も調べて、えっという感じ。もともと思ってましたけど、なかなか仕組みが変わってないし、これはどうしてあげたらいいんだろうと思ったときに、やっぱり学ばせてあげるチャンスというのはスムーズにできることでないのかなと思って、ちょうどで陳情も出ました。もうずっとずっとです。私、一回この対象になってるお子様をお持ちのお母様と懇談をさせていただいた、職員も入ってましたよ。したときに、障害がもう大きくなればなるほど、通学する支援学校が遠くなるし、親の負担も大きくなると涙ぐまれてました。その方はもう数か月で子どもを卒業させる予定でしたので、自分はこういう思いをしたんだというお話で、同じ思いをさせてほしくないということで、わざわざその懇談会に時間を縫って来てくださいました。この思いを受けて、本当に私は、ねえ、市長、市独自の支援策がないといけないと思います。県が国がと言うてましたが、あれも所得制限が実はあったりしてるんですよ。 バスももちろんうちの市まで入ってません。隣の市であっても車椅子まで送迎できるのって、もう本当にいっぱいで、待ちがあるらしいです。本当にこれはもう市独自の通学助成金、やっぱりどの子も学ばせて、学ぶ喜び、それを訴えてきているわけですから、それを親がどれだけその子どもに思いを込めてるかと思うと独自の助成金というのは、私は通学助成金というのを考えてあげると、ここが瀬戸内市が突破口になって、本当にほかの市へも私は波及していくんじゃないかなと思います。 今、ガソリンも、遠方ですよ、送り迎え、送り迎え、もうそれだけで大変じゃし、ガソリン代は高いし、あと栄養チューブを入れてたら、保護者も、抜けてもこれでいいですかということで見に行かなきゃいけない、わざわざ。仕事へ行けないですよ、実際のところ。やっぱり辞められたり、バイトでも本当に学校の近くにパートでちょっと行ったりというのをしながら何とかつないで、上の子、下の子の面倒を見ながら、日々生活をされております。それをお聞きすると、市長、どうですか、独自の通学助成金については。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 高間議員おっしゃるように、私も何とかそういった方々が学び続けられるように、そして保護者の方が自らの生活を、例えばお仕事を辞めなければいけなくなってしまったりとか、そうしたことのないように、できるだけの手当てをしてさしあげたいという気持ちは全く同感であります。 行政としてこれを行っていく際には、今困ってらっしゃる方が目の前におられて、この方のかかっている費用をお支払いするということにはなかなかまいりませんで、福祉というものは当然制度としてつくっていかなければいけないというところが非常に苦労するところであります。例えば介助者が常に同乗して行かなければいけないケースであったりとか、あるいは保護者の方が自分で運んでいかれるケースの場合の手当てをどう考えていくかとか、通われる距離によって、また障害の度合いによって、中身によっていろんな形態が考えられる。そこを制度として広く、先ほど廣田議員の話もありました、公平に制度をつくっていくというのが、これが苦労を要するところなんではないかなというように思います。 そうしたことから、今おられる方々にも、また将来同じ状況になられる方々に対しても使っていただける制度をつくっていくためには、もう少し研究が必要なのかなと思いますので、ぜひ前向きにこれからも研究しながら、具体的な制度設計に努めてまいりたいと思いますので、少し時間をいただければというように思います。 ○議長(日下敏久議員) 高間議員。                〔3番 高間直美議員 登壇〕 ◆3番(高間直美議員) ぜひ前向きに、この制度がずっとモデルに、瀬戸内モデルになるように、本当に誰も置き去りにしない、本当に本当に学ぶ、ねえ、教育長、学ぶことに関して瀬戸内市はこんなに理解があるんだということで、制度化、仕組みづくり、ぜひ考えて、もう次の予算にはしっかりこういうことをしましたということでお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、重度障害一時預かりです。 健常な子どもをお持ちの方には一時預かりがあるじゃないですか。ちょっと美容院に行ったりとか、やっぱり同じなんですよね。ましてや、下に子どもがいらっしゃって手がかかる、そういうこともありますので、同じ子どもなんですよ。そう思えば、こういうサービスがありますというても、それは慣れた先生とか、サービスして支援員がいないといけないのはもうもちろん本人たちが分かってますので、その上でもう少し利用しやすい仕組みというのを、一時預かりを前向きに検討していただけませんか。 ○議長(日下敏久議員) 青山福祉部長。 ◎福祉部長(青山祐志君) ありがとうございます。 先ほどちょっと答弁の中では、医療型の施設は市内に1か所あって、ただ実際には市外のところを使ってると、様々な理由で使ってるというふうにご答弁させていただきました。実は福祉型といいますか、その施設は2か所市内にございまして、そちらも利用もできるんですけれども、やはり医療ケアとか、そういった部分での利用のほうが要望が強いというような形になってきます。ですので、医療型の施設につきましても、昨日の新聞のほうに赤磐市のほうにも1施設できるというようなこともあります。現状といたしましては、空所利用といいますか、どこの施設も空いてるところを利用するというような形で、議員さん言われたように、事前に調整してみたいなところでの利用という形になっていますので、現状といたしましては広域での利用みたいな形になっております。ですので、赤磐で1か所できたというところで、そこも利用の選択肢の一つになるということで、なかなか市内に増やすというのは難しいんですけれども、先ほども言いました計画の中でも、そういったことにつきましても盛り込んでいきたいなと考えております。 ○議長(日下敏久議員) 高間議員。                〔3番 高間直美議員 登壇〕 ◆3番(高間直美議員) 広域でいいと思いますので、しっかり利用しやすいように、後押しをよろしくお願いいたします。 質問事項2です。 せとうちプレイガイド、市長、瀬戸内市はやっぱり芸術も文化も充実してますし、市民活動もすごい活発なんですけど、いいことはすごい周知するにもインターネットで販売云々とは言われておりましたけれど、どうしても地味な人脈でいっているので、この分には同じような顔ぶれ、この分には同じような顔ぶれになっちゃうんですよね。実際は本当にとてもそういうことに見識もあって参加したい人が、いや、知らなかったわということも多くて、市バスも乗り継ぎに中央の商業施設を考えておられますし、そう思うとみんなが目にしたりするチャンスのところにプレイガイド的なものがあるということは、とても市にとっても、あと活動される方にとっても、平等性ということに関しても、とてもいいんじゃないかなと思いますけど、市長はどのようにお考えですか。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 私もそういう場所が瀬戸内市内に一つでもあれば大変ありがたい、役に立つだろうなというのは同感であります。そうしたことから、例えばそこを市として何らかの予算措置を行って、対応することはできないかということもいろいろ中でも実は議論もしてるんですけれども、そうなってまいりますと予算を、じゃあ委託料として組むための積算根拠がつくれなくなってしまったりとか、あるいは手数料をお支払いするということになると、それは補助金の一部になるんではないかとか、いろんなちょっと課題が見えてきて、市として予算を組んでプレイガイドを作るというのが、私の思ったほどちょっと簡単じゃないなというのが実感として今思ってございます。 したがいまして、それぞれの団体、主催者さんの方が独自に工夫をして、特定のお店とかにお願いをして、そこの善意の協力で成り立ったりとかというようなことも見られるようでありますけども、そうしたことをさらに発展させる余地がないのかどうか、あるいは現在検討しております財団だったりとか、そうしたところが担うような余地がないのかとか、そんなことも幅広にちょっと検討していく必要があるのかなと思います。必要性は私も議員と同感でございますので、そうしたものがいかに瀬戸内市に残せるかということをいろいろな角度から研究してまいりたいと思いますので、こちらも少し時間を頂戴できればというに思います。 ○議長(日下敏久議員) 高間議員。                〔3番 高間直美議員 登壇〕 ◆3番(高間直美議員) 今も中心的な商業施設でチケット販売をしてもいいよというお話があったりしてます。とても安価ではありますけど、誰でも行って書類に書いて云々ではやっぱりないですし、瀬戸内市が後援であるとか、後押しできるようなものであったら、そこで紹介できますよみたいな感じの入り口、積算根拠云々って今おっしゃってましたけど、一つPRするのにも宣伝するにもすごいお金がかかるじゃないですか。そう思えば、瀬戸内市民が常に行ったり来たりするところで目にして、誰でもチケットを買ったら情報が得れるということは物すごい大事なことだと私は思います。そういうもうちょっと市民に寄り添ったことを考えると、財団ができてからどうかと後回しにするんじゃなくて、本当に市民サービスと考えたときに、一つでも二つでも前へ向けることができる…… ○議長(日下敏久議員) 残り3分です。 ◆3番(高間直美議員) と思うんです。そこのほうで、もう一工夫というのが市長の中でできないですかね。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) こちらの質問を高間議員からいただいたときに、中でも相当やりました。相当やりましたけれども、いざこれを予算として議会へお出しをした場合に、どのような質疑が来るか、そんなことを想定した場合に、もう少ししっかりとつくり込んでおかないと、これ何ならという話にちょっとなりかねないなというのが今の検討状況です。したがって、決してこれでやめるということではなくて、どんなやり方がほかに考えられるかということをもうちょっと研究してみたいなとは思っておりますけれども、今の段階でちょっと答弁できるのはここまでのところで、今後もいろんな知恵を絞って考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(日下敏久議員) 高間議員。                〔3番 高間直美議員 登壇〕 ◆3番(高間直美議員) 何でも市民が今頑張ってるとこを後押しするチャンスっていっぱいあると思いますので、議会で出したらどうか云々ってあるかもしれませんけれど、そこは市長のお力加減なのかなと思っております。ぜひせとうちプレイガイド、今後とても有効になると思います。まずは美術館、博物館のチケットからでも構いませんし、市バスのチケットからでもいいじゃないですか。何らかで市がしてるサービスがそこで買えるということをやってみたらどうかなと思います。今この議会に出さなくてもいいような段階でもできるものもあると思いますので、ぜひご検討をよろしくお願いいたします。 以上で私の質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(日下敏久議員) 以上で高間直美議員の質問を終わりました。 ここで昼食休憩といたします。                午後0時8分 休憩                午後1時9分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 次に、発言順序14番、布野浩子議員の一般質問を行います。 5番布野浩子議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) 議長の許可をいただきましたので、質問させていただきます。 質問事項1、コロナ禍におけるICT活用について、質問の要旨1、光ファイバー網が全市に広がることになったが、コロナ禍における今後の活用について問うです。 これから瀬戸内市は、ICT化を通じて地域産業の活性化を図りながら、子どもから老人まで安心して快適に生活できるまちづくりを進めなくてはならないと考えます。いずれそんな未来が来るだろうと思っていましたが、この新型コロナウイルスでそれが早くなったような気がします。ICTは全てのサービス分野の基盤になります。ソフト分野においては今後の開発に期待しますが、まずはインフラからです。 ①ゆめトピア長船や公民館、地域コミュニティなど、市民が集まる施設に子どもたちの教育支援のためのフリーWi-Fiを整備してはです。 この夏も地域の交流サロンでは、地域の子どもを対象に寺子屋授業が行われていました。時代です。調べるにも、教えるにも、スマホだったり、パソコンだったりします。フリーWi-Fiがあればと思いました。市民図書館はフリーWi-Fiがずっと使えるため、子ども、学生に好評です。調べ物や友達とゲームを楽しんでる姿を見ます。子どもの居場所づくりとして必要なインフラだと思います。 私は毎朝、登校時の挨拶運動をさせていただいています。この暑い中でも元気に登校する児童・生徒さんと話をするのも楽しいです。そんな中でいつも元気に挨拶、お話をしてくれる子がお母さんと一緒に登校していました。体調不良なのかなと尋ねると、原因ははっきりと分からないけど、コロナの影響かなという返事でした。何となくしんどいということで、学校に行けば楽しそうなんだけどと。どこにも連れていってあげられない、思い切り遊ぶことができない、このコロナ禍での自粛により、子どもたちがどんな影響を受けているか、改めて思い知らされました。何となく晴れない気持ちを持っている子どもたちの支援のためにも、地域の子が集まりやすい公民館やゆめトピア、地域コミュニティにフリーWi-Fiを整備することで、何となくもやもやしている子どもの心を元気にする支援ができるのではないかと思います。 GIGAスクール構想で、子どもたちはみんなタブレットを持つことになります。ICTを使って、わくわくするようなことを企画できるようになります。財源確保を言うなら防災のために必要と書けばよかったかもしれませんが、子どもたちが置かれている現状を改めて共通認識していただきたいと思い、この要旨にしています。時間がないので、まとめて市長の答弁でお願いします。 ②仕事と休暇を組み合わせたライフスタイル、「ワーケーション」の推進に取り組んではです。 ワーケーションは、「ワーク」と「バケーション」を合わせた造語ですが、通常の仕事を犠牲にすることなく、地方でしかできない体験を実現する新しいライフスタイルです。働き方改革に取り組む企業が増え、ICT環境が充実したことで、場所を選ばない働き方が可能になってきました。瀬戸内市にも問合せが来ていると聞いています。 先週の新聞には、東京圏から初の人口流出、首都圏の非正規労働者の6割が地方移住に興味を持っていることが分かったと書かれていました。興味のある人に理由を聞くと、自然の多い環境で生活がしたいが最も多く、関係人口、交流人口の増加から定住に向けた取組にもつながると思います。自然豊かな瀬戸内市をしっかり外にPRしつつ、市内の調整を行うときだと思います。 昨日の新聞には、井原市がワーケーションの宿泊客誘致に向け、市有施設を改修すると書かれていました。計画では、管内にフリーWi-Fi、スクリーンといった、テレビ会議に必要な設備を整備して、1週間以上の長期滞在を見込んで、市内ツアーを盛り込んだ企画を売り込むという内容でした。瀬戸内市にも空いている別荘、ペンション、空き家などがありますから、そういう民間や地域と協議会を立ち上げてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。 ③市のホームページに新型コロナウイルス感染症に伴う支援制度を掲載しているが、情報を漏れなく掲載するとともに、市民が見やすい形になるよう工夫してはです。 現在のホームページは、各部署で書かれていると聞きました。国からの新型コロナ関連の予算がどんどん出ている今、市民に対して早く漏れなく情報を出さなければなりません。私の知り合いでいろんな助成金を上手に使って、このコロナ禍をどうにかやり過ごしているという方でさえ見逃している補助金制度がありました。見やすいというのは、この補助金、こんな人に向けて、こんな感じで補助金が出るんだというのが一目瞭然ということです。中に入るときちんとした内容が書かれているのは当たり前ですが、その前に見て分かるというのがありがたいと思います。 そしてもう一つ、漏れなくです。9月から申請できる岡山県新しい生活様式実践事業者補助金が始まりました。でも、トップページの新型コロナウイルス感染症についてからでは行けません。産業振興の中小企業からは入れました。大切な情報がたくさんある今、特にまとめていく必要があると思います。この新型コロナ対策の予算がつく間だけでも、どなたが、どの部署が、きちんとまとめてみるように考えていただきたいです。見やすく、漏れなく、ぜひよろしくお願いいたします。 質問事項2、利用しやすい交通網の整備について、要旨1、市営バス等により市内の公共交通網が整備されてきたが、実際には駅やバス停まで行きにくい高齢者などもいる。交通不便地域の定義を見直し、市営バスの運行ルートを拡大してはです。 瀬戸内市地域公共交通会議を傍聴させていただきました。いろいろと市民のニーズに合うよう変更もあり、また運賃の改定も提案されていて、より使いやすいよう考えられていると思います。また、タクシー活用制度も始まり、市役所に来られて問合せをされてる市民の方たちの様子から、皆さん喜ばれているなと感じました。ただ、邑久駅、長船駅から1キロ以内、バス停、大富駅、フェリー乗り場から400メートル以内という範囲の方は、この活用制度が受けられません。この範囲に住まわれてる方々から、運転免許証を返納した後のことがとても不安だという声をたくさんいただいています。 先日、長船駅から500メートルぐらい離れている、足が少し痛くてつえを突いておられる方と歩いてみました。500メートルを頑張って歩いて、10分ほどかかりました。暑い中、日傘はつえがあって差せませんでした。福岡住宅の年齢別、階層別人口集計表を見ると、今現在65歳以上の方の構成率は約43.2%で325人、70歳以上は約37%で278人おられます。今バスに乗車されてる平均は1.何人かで、二人までいっていないと聞いています。この公共交通網をもっと使ってもらうためにもこの定義を見直し、市営バスの運行ルートを拡大したら、この平均も上がるのではないかと思います。使ってもらって初めて公共交通網の価値が出ます。いかがでしょうか。 これで1回目の質問を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。                〔市長 武久顕也君 登壇〕 ◎市長(武久顕也君) それでは、私のほうからは質問事項の1、要旨の1の①のところについて答弁させていただきます。 確かに公共施設にフリーWi-Fiを整備してはという話は中でも議論をしております。何とかコロナの状況の中で整備したらどうかという話もしております。現在SETOUCHI Free Wi-Fiは、公民館であったりとか、そうしたところで使えるところはありますけれども、図書館のように時間を無制限で使える場所というのは基本的には今中央図書館だけになっています。長船の公民館、図書館、牛窓の図書館、こういったところも使える状況になっておりません。あわせて地域の皆さん方が使われているコミュニティの施設だったりとか、こうしたところもそうしたWi-Fiが使えるような状況になっておりません。さらに学校でもWi-Fiはまだ使えるようになっておりません。この市役所も使えるようになっておりません。ということで、どういったところからどういう目的のためにWi-Fiを整備していくのかということをしっかり積み上げていかなければ、あそこがないからWi-Fiをつけようという話だと、何に使うんならという話になるので、さっきご質問の中でもおっしゃったように、防災であったりとか、あるいは子どもたちの教育ということもあるでしょうし、あるいは高齢者の皆さん方の健康づくりであったりとか、いろんな観点で使える、このように使っていきますということを市としてしっかりまとめてご提案をしていかなければ、なかなか議会の皆さんにご審議いただくのにちょっと難しいかなというように思っておりますので、かなり部局が広範囲にわたりますので、そうしたところを取りまとめしながら前向きに取り組んでいきたいと考えております。よろしくお願いします。 ○議長(日下敏久議員) 松尾総合政策部長。                〔総合政策部長 松尾秀明君 登壇〕 ◎総合政策部長(松尾秀明君) それでは、私のほうから質問事項の1、質問の要旨1の②から答弁させていただきます。 観光地やリゾート地で休暇を取りながら働くワーケーションにつきましては、新型ウイルス感染拡大を受けて、働き方の見直しの機運が全国で高まっている状況もあり、今後需要の増加が見込まれます。こうした社会情勢を踏まえ、市としましても恵まれた自然環境や地域資源を生かしてワーケーションに関係する取組を展開するチャンスと捉えているところです。今後は移住や観光、産業など、他部門の官民で組織する瀬戸内市移住交流促進協議会と連携しながら、リモートワークの取組に積極的な企業へのPRを推進し、ワーケーションやサテライトオフィス誘致の可能性を検討していきたいと考えております。 続いて、③につきましてご答弁します。 新型ウイルス感染症に伴う支援制度につきましては非常に多く、市のホームページには各担当課がそれぞれにページを作成し、掲載いたしております。各担当課が各ページを作成し、掲載していることにより情報が点在し、関連情報を探すことが困難となることから、秘書広報課のほうで各担当課が掲載した情報を取りまとめたページを作成し、一つのページであらゆるコロナ関連の情報を確認できるように鋭意しております。新型コロナウイルス感染症関連をまとめたページは、トップページからリンクを張り、そのページに中見出しの目次をつけるなどしております。今後もさらに見やすいページとなるよう一覧表の作成など、工夫をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、質問事項の2について答弁いたします。 公共交通不便地域の定義につきましては、法律などによる一律の基準はなく、公共交通の充実状況や集落の分布状況、また主な目的地となる店舗や病院、公共施設の位置等を考慮し、各自治体が公共交通会議で議論を踏まえた上で地域公共交通網形成計画に定義をするものでございます。 本市では、平成27年度に策定いたしました瀬戸内市地域公共交通網形成計画において、その定義を大富駅バスの停留所、フェリー乗り場から400メートル以上離れているかつ邑久駅、長船駅から1キロメートル以上離れている、ただし1日当たりの運行本数が3便未満である西脇線、上山田線のバス停は対象外とするとしております。この市の地域公共交通網形成計画も今年度が計画最終年となり、現在、来年度からの新たな計画を策定する準備を進めているところです。市営バスやタクシー活用制度など、これまでの取組を検証し、今後さらにどのような施策を盛り込んでいくのかを議論する中で、公共交通不便地域の定義についても現状でよいのかどうかということも課題になると思われます。 新たな計画の策定に当たっては、利用する市民のご意見を反映することも重要でございます。また、移動手段の運行を担っていただいておりますバス事業者、タクシー事業者の経営にも配慮する必要があることや、お元気な方には一定の距離を歩いていただき、積極的に外出していただくことによる健康維持、医療費削減などの効果も含めて慎重に策定作業を行っていく必要があると考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) じゃあ、再質問をさせていただきます。上からです。 市長がおっしゃるように、これからというのはよく分かります。ただ、財源の確保もこれからなんでしょうけど、私は今日も子どもたちと一緒にちょっと歩いて、学校楽しいって聞くと、やっぱり休み時間にボール遊び、ボールはみんなが触るから今はサッカーができないとか、ドッジボールができないとか、だから遊び方が、外で遊んでても昔のように、みんなが触るものは今は触れなくて、だからちょっとなってみたいな男の子の話がありました。そうやって私たちは大人ですから、この状況、自粛とか、こういう中で何とか自分の気持ちに決着というか、けりをつけながらやってますけど、子どもはもっと大変なんだなというのを朝、挨拶運動に立ってて思います。 これは確かに予算がつくことなので、もうお願いしますとしか言いようがないですけど、どうやって財源を確保するかといえば、防災が、このコロナ禍の防災というのは大きいなとは思うんですが、子どものためにも早く子どもが集まる場所にはしていただきたいと思います。これからプログラミングなんかの授業も入ってきますし、もしそういうのがあったら、ロボットを動かすプログラミングとか、音を出してみるとか、何か今までできなかった今度は新しいわくわくすることが起こるかなと思うので、地域の公民館なんかはよそから人が入ってくるような場所でもないので安心な場所ではないかと考え、ぜひこういう場につけていただきたいと思います。もう一回、市長、答弁をお願いします。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) Wi-Fiの利用に当たっては、いろいろな利用が考えられるということで、例えば子どもたちのオンラインゲームもずっと長時間楽しんだりとかということも、やっぱりある程度の節度を保ちながらやっていかなければいけなかったりとか、あるいは危険なサイトだったりとか、そうしたところをどういうふうにコントロールしていくかとか、あるいはWi-Fiということになると電波が一定の空間の中でちゃんと収まるようにしていかなければいけなかったりとか、そうしたこと、それからあとは設置後の利用料金を誰がどのように負担をしていくのかということ、こういったところの財源の確保も含めて検討が必要になってくるということで、さらには施設の所有がどこにあるかによって、その利用の負担をどのように考えていくのか。市が所有の施設だったり、あるいは地域が所有の施設だったりとか、そんなことも含めて考えていくと、全体をしっかりと論点を整備していかないといけないかなというように思います。 そうした観点から、地域の情報化をどのように進めていくかという観点がどうしても必要になってまいりまして、防災、非常時の防災だけでなくて、平常時にどう利活用していくのかというところもしっかり考えていく必要があるのかなというように思っております。いずれにしてもそのあたりをしっかり説明できるように、こちらでも検討準備を進めていきながら、皆さん方にお諮りする、そのような状況を目指して研究していきたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) 今、期日は言われなかったですけど、いつ頃を目指されますか。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 現在、中期財政計画の取りまとめをしておりまして、昨日もお話ししましたけれども、大幅に財源不足の状況が見えております。そうした中でどこまで生き残らせることができるのかということを今後研究していきたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) 厳しい財源でありますと厳しいですけど、でも、じゃあ教育長、今の子どもたちが置かれている、本当ここはね、やっぱりでも子どものためというか、子どもの心の置場所というか、おり場所で、大人が何かしてあげられることというのはたくさんあると思うんで、ぜひここは進めてほしいと思います。教育長、どうでしょう。 ○議長(日下敏久議員) 東南教育長。 ◎教育長(東南信行君) ありがとうございます。 今現在、Wi-Fiが整備されてるのは中央公民館のロビーと、それからパソコン教室なんかをやってる1室、それから長船町公民館の図書館内と図書館周辺が整備されてるというふうな状況です。その利用に関して利便性を高めるというふうなことや、子どもたちがそこに集ってというのは、あまり今の時期にはよくないのかもしれませんけれども、そこを利用して学習をするというふうなことについて、その支援はやっぱりしていかなければならないなというふうな課題として受け止めております。 昨年度からですけれども、夏休み中に公民館の1室を小学校、中学校、高校生等に開放して、学習として利用していただくというふうな取組もさせていただく中で、やっぱりWi-Fi環境が必要だというふうなことについては公民館のほうでもその認識を高めておりまして、それをどうやって実現していくかというふうなことについて財政部と協議をさせていただいてるというふうな状況です。できるだけ早く子どもたちにも、そしていわゆる公民館を利用される一般の方にも利便性が高まるように取り組んでいければというふうに思っております。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) ぜひよろしくお願いします。 子どもたちの、別にフリーWi-Fiがあれば、それでもやっぱり子どもたちは集まってます。ゆめトピアに行くと、子どもたちが遊んでます、中で。それを見るにつけ、やっぱりそういう場が要るなというのと、それにもうちょっと何かもっと楽しいことが大人として企画してあげられるんじゃないかなというのもありますので、ぜひ検討を早くお願いいたします。 ②です。ワーケーションの推進に取り組んではです。 昨日、井原市がタイムリーに出してこられました。別に文化観光部ができて、観光という部分では瀬戸内市はとても優れたというか、恵まれたとこだと思います。総合政策部としては移住・定住につなげたいというのもありますが、観光部としてはどういうふうに考えられているでしょうか。 ○議長(日下敏久議員) 頓宮文化観光部長。 ◎文化観光部長(頓宮忍君) 観光の視点からこのワーケーションというものを見た場合、長期の滞在を念頭に、働きながら観光を楽しむというようなものであろうというふうに感じております。Wi-Fiの環境整備というのが必須になってまいりますので、先ほど議員のほうがご紹介いただいたとおり、井原市さんにおいてはWi-Fiの環境整備、それからテレビ会議に対応するためのスクリーンの設置でありますとかというようなところを整備されたというふうなことが報道でございました。当市におきましても、やはりWi-Fiの環境整備というのは必要不可欠なものだというふうに考えております。特に宿泊施設でWi-Fi環境を整えていただきながら、コワーキングスペースなどの創設によってワーケーションに対応するような整備といいますか、啓発活動についてもこちらのほうでも進めていきたいというふうに思ってます。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) ぜひよろしくお願いします。 そういえば、市のWi-Fi、フリーWi-Fiが使えますというのが、何か飲食とか、そういうところにもステッカーがありますよね。それが今度何か大きいニュースとして、パソナが淡路島へ1,000人単位でごそっと移動するというようなのが、大きなニュースがありました。やっぱり環境整備とともに補助金制度ですよね、自治体がどれだけ来てほしいかというような制度設計もあると思います。瀬戸内市は本当にいいところだし、これから人口減をどれだけ抑えるかということに対して、ある意味これはチャンスかなとも思うので、ぜひ観光部としても、市長としても考えていただきたいと思います。これは本当自治体がいろんな支援制度をしていって、何かニュースで長野県が出てたんですけど、税金をちょっと何年か免除するとか、いろんなことを考えられています。ぜひ瀬戸内市も人口増のことを思うと、ある程度の支援制度が要るんじゃないかと思います。そこら辺は市長、どういうふうにお考えですか。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 先日もワーケーションについてのご提案などを聞かせていただいたこともありましたけれども、ワーケーションに来られる方というのは基本的に長期の滞在を希望されますので、1泊1万円とか、そんな話だともう全く駄目ということで、例えば1日3,000円とか、そうした料金で安く長く泊まれる、そのような施設ということになると、大きな設備投資をすると当然解消できないということで、比較的安価に活用できる施設があるかどうかという話になってまいります。もちろん切り口としては、ワーケーションをきっかけに瀬戸内のよさを知っていただくということはあってよいことではありますけれども、そこだけが移住・定住につながるわけではありませんので、総合的に考えながら、必要な空き施設とか、そういったもの、あるいは活用出来る民間施設、そういったものも何かうまく活用させていただけるような余地があるのであれば取り組んでいくという流れになろうかと思います。地方創生の一環になると思いますので、推進交付金であったりとか、そういったものの対象にもなる可能性もありますので、そういったことも含めて財源の確保と、また事業の展開を含めて研究していく余地はあるかと思っております。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) ぜひこれも今だからこそできることだし、今やらないといつやるという話なので、よろしくお願いします。 ニュースで、ワーケーション受入れ広がる、国立公園でWi-Fi設置支援もというようなニュースもあります。環境省が、コロナウイルスの影響で密接や密集を避けて自然豊かな旅先で働くワーケーションへの関心が高まりというようで、国立公園でのWi-Fi設置支援が国として、環境省としても始めてくれるようなニュースもありました。ぜひこういうふうなものもいいように活用してやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ③です。秘書広報課の人が今、でも私昨日も見たんですけど、トップページから入れなかったですよ。今トップページの新型コロナウイルスについてというところから中小企業の支援策のところに、上からは入れずに…… ○議長(日下敏久議員) 残り3分です。 ◆5番(布野浩子議員) 産業振興のほうからは入れたんですけど、だからまだまだあそこのトップページがあるばっかりに、ここから全部行けるような、あそこになかったら何かないような感じが見えるんですけど、それはもうちょっとやっていただきたいなと思いますが。 ○議長(日下敏久議員) 松尾総合政策部長。 ◎総合政策部長(松尾秀明君) 私のほうではトップページのバナーで入って、コロナのページがあります。その中に事業所向けとかという、個人向けとかというのが見出しであって、そこから入っていけるもんだと理解しておりますが、確認をして、行けないようであれば改善をさせていただきます。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) 私が下手くそなのか、よく分かんないですけど、私もあるかなと思ってたんだけど、結局ワード検索でそっちのほうに入っていったので。でも、そこら辺はぜひ市民の方も私と同じように、あれと思っている人もおられると思うし、ヒットしなかったらないのと一緒なので、ぜひそこら辺はもう一回確認をよろしくお願いします。 最後です。交通不便地域の定義を見直しと、これから新たに計画をもう一回見直すという時期だというふうに伺いました。ぜひ駅から1キロというたら、まあまあ1キロはしんどいです。そこを歩くのか、駅に近いから、タクシーがあるからそれを使ってくれというのかは分からないんですけど、やっぱり年配の人はその距離を歩こうと思われます。タクシーをなかなか利用するという経験がなければ難しいので、そこら辺のタクシーだったら啓発をするのか、そんな高くないですよと言うのか、この定義をもうちょっと、1キロでなしに500とか400に変えていただけるのか…… ○議長(日下敏久議員) 残り1分です。 ◆5番(布野浩子議員) どっちかしていただかないと、不安だけが残るような感じです。どうですか、部長。 ○議長(日下敏久議員) 松尾総合政策部長。 ◎総合政策部長(松尾秀明君) 現在の1キロということで定めさせていただいとるのが、やっぱりタクシーがある、近いよというような意味合いも持って、タクシーを利用いただいても比較的安価で利用できるのかなということでさせていただいとるものです。県内で見ても、岡山市で見ても800メーターということで、1キロが多いのかなというように考えております。先ほど言いましたように、公共交通会議のほうで、また相談させていただこうと思います。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) ぜひ市民の方の大事な足の確保になりますので、検討をよろしくお願いします。 これで終わります。 ○議長(日下敏久議員) 以上で布野浩子議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩いたします。                午後1時39分 休憩                午後1時49分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 次に、発言順序15番、室崎陸海議員の一般質問を行います。 18番室崎陸海議員。                〔18番 室崎陸海議員 登壇〕 ◆18番(室崎陸海議員) 皆さんお疲れさまでございます。 私が大トリなので、また私の所管ではございますので簡単に質問をさせていただきますので、よろしくご答弁をお願いいたします。 質問事項は、文化財の保存活用地域計画について。 質問の要旨は、市長の行政報告の中で令和4年度の策定に向けて準備をしているとのことだが、どのような準備をしているのか。 2点目は、文化・観光のまちづくりの意見はどのように反映するのか。 3点目は、点在している古墳の整備や活用についてどのように考えているのか。 4点目は、前島をはじめ、島の資源を生かした観光についてはどのように考えているのか。 質問事項2は、新型コロナウイルスの感染症終息を見込んだまちづくりについて。 要旨は、新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中で、日本国中が自粛ムードになり、経済的にも精神的にも疲弊してきている。しかし、今こそコロナ終息後の観光のまちづくりについて考えておく必要があるのではないか。また、他の自治体に後れを取らないよう、職員の知恵を集結し、新たな観光のまちづくりの戦略を考えてはどうかという質問でございます。よろしくお願いいたします。 これで1回目の質問は終わります。 ○議長(日下敏久議員) 頓宮文化観光部長。                〔文化観光部長 頓宮 忍君 登壇〕 ◎文化観光部長(頓宮忍君) それでは、私からは質問事項の1及び2についてご答弁申し上げます。 まず、質問事項の1の質問の要旨1でございます。 本市の文化財保存活用地域計画につきましては、令和4年度の策定に向け、文化庁の文化財保護法に基づく文化財保存活用大綱、文化財保存活用地域計画、保存活用計画の策定等に関する指針に沿って進めてまいります。 本年度は、計画を検討する協議会の設置、基礎資料の作成、市民への普及啓発を予定して進めております。協議会につきましては、学識経験者や市民、市内文化財保護関係者、観光関係者、県職員等で構成することを予定いたしております。今後につきましては、指定、未指定を問わず、地域に残る文化財の基礎リストを作成していくとともに、地域に残る文化財の状況を市民に知っていただき、大切に保存、活用するための普及啓発の機会を持ちたいというふうに考えております。 続きまして、質問の要旨2でございます。 文化・観光でのまちづくりのご意見につきましては、地域へのヒアリングや普及啓発を進めていく中で市民のご意見を聞き、それをさきに述べました協議会に諮り、計画に反映し、文化財を活用したまちづくりにつなげていくよう進めてまいります。具体的な計画の素案ができました際には、パブリックコメント等を通じて市民のご意見をいただき、協議会に諮った上で計画に反映してまいりたいというふうに考えております。 続きまして、質問の要旨3でございます。 牛窓地域や長船地域に点在する前方後円墳などの古墳につきましては、古くからこの地が豊かな土地であったことを示しているもので、有力な集団が当地にいたことを示す重要な歴史文化資源であると認識いたしております。これらの活用につきましては、本市文化財保存活用地域計画を策定する中で、その保存、活用について定め、その定められた内容に即して事業化を図ってまいりたいというふうに考えております。現段階におきましては、その内容について深くお示しすることは出来ませんが、重要な歴史文化資源として活用してまいりたいというふうに考えております。 続きまして、質問の要旨4でございます。 前島をはじめとする瀬戸内市の島々には多くの文化資源が存在しております。具体的に申し上げますと、前島には大阪城築城残石群やのろし台、多くの伝説、それから黒島には黒島古墳、黄島には黄島貝塚、そして長島にはハンセン病の療養所などの歴史文化資源がございます。これらの歴史文化資源につきましては、まず現状を把握し、基礎リストにまとめ、保存活用計画を策定する中で検討してまいりたいと思います。前島をはじめとする市内の島々には、数多くの歴史文化資源、文化財が残っております。これらを保護、保存し、地域の誇りとして守り伝える気持ちを調製する施策も計画に盛り込んでまいりたいと思います。 また、本年度新たに歴史文化資源の保存活用を目的として活動を行う団体の実施する事業を支援する補助金事業を公募したところ、磯上の古墳堀城、そして前島の大阪城築城残石群を核とした取組が採択され、地域住民が地域の文化財を大切に保存、活用する取組が進められております。今後におきましても、このような文化財の保存、活用を図る地域の取組については推進をしてまいりたいというふうに考えております。 続きまして、質問事項の2でございます。 ご指摘いただきましたとおり、新型コロナウイルス感染症の影響は多岐にわたり、特に市内観光関連産業に関わる方々については観光関連事業者の支援に向けた事業の実施に努めているところではございますが、それらの事業はコロナ禍によって落ち込んだ観光事業の回復に向けた取組であり、今後の観光のまちづくりには限定的な効果にとどまるというふうに考えております。そのためご提案いただきましたコロナ終息後の観光のまちづくりにつきましては、今後の観光振興に対して様々な角度から検討を進めていきたいと考えております。 ご存じのとおり、この数年の観光業界の状況を鑑みても、東京オリンピック・パラリンピックに向けたインバウンドの急激な拡大、その後の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う急激な観光事業の落ち込みとインバウンド事業の壊滅、これまでにない急激な変化をしてるところでございます。このためなかなか具体的に踏み込んだ戦略を描くことが難しい状況ではございますが、通信速度の高速化、容量の拡大に伴う情報発信の進化や先端技術を活用した設備の普及、そうしたことを踏まえた上、ウィズコロナ、アフターコロナを意識した将来展望や取組を検討するとともに、コロナ終息後の観光業界の需要を見極めるための情報収集に努め、効果的な施策を提案していきたいというふうに考えております。 私のほうからは、以上でございます。 ○議長(日下敏久議員) 室崎議員。                〔18番 室崎陸海議員 登壇〕 ◆18番(室崎陸海議員) 1番、2番はまだ検討中ということでございますね。検討中の中で、やはりこの観光ではいろんな状態でこれから先、観光開発をしていかなければならないその状況の中で、公衆便所の数が少ないような気がするんですよ。極端な話が、一本松から下りた今、錦海塩田の堤防にはいろんな方が、日常は歩いてみたり、マラソンをしてみたり、健康管理のためにあそこの堤防の上を散策しております。冬になったら朝日を撮りに、あの堤防がいっぱいになります、観光客で。そしてまた、農業の関係の方も尻海、それから向こう、何言うんですかね。 ○議長(日下敏久議員) 師楽。 ◆18番(室崎陸海議員) いや、師楽じゃなしに、敷井……                (「敷井」と呼ぶ者あり) うん。そこの状態の方らのトイレがないんですよね。農業で働いたり、いろんな漁業組合の玉津のシーズンになったら貝を買いに来たりするのに。どうもあそこらも、公衆便所がどうしても地域の要望で、ぜひ快適な観光、散策するのにトイレを探すのに大変苦慮してるような話を聞いております。年が一番いってる関係もあるんでしょう、私のところへ、産建の委員長でもあるし、行政の執行部の方にそのような状態の公衆便所を、簡易な便所で結構ですから、快適な観光ができるように要望してくださいという案件がありますので……                (「福岡もそうです」と呼ぶ者あり) ああ、そう。福岡もそうらしいですが。 だから、市長、そこら今日ここで即答してくれとは言いませんけれども、観光で一番大事なのがやっぱりトイレだと思うんで、三役の皆様方で、ぜひ一日も早く快適な瀬戸内の観光ができるように、公衆便所の建設のほうはまた早急に考えて検討してやっていただきたいと思います。 それから、前島のアートの島、観光の島にするには島民の方の協力がなくては絶対にできないと思うんですよね。それで、島民の方いわくは差別があると。要は瀬戸内のまちは交通の利便性をよくするために、高齢者のために交通網がきちっとした整理をせられてると。だけど、前島の高齢者の方は、病気になったときに子どもに、岡山のほうや、よそにおる子どもに電話をかけて迎えに来てもらって、病院へ連れていってもらって、また連れて帰ってもらって、また子どもたちが家に帰る。車のフェリー料金と人が乗るフェリー代がばかにならないと。それで、前島のまちおこしをやれ言われても、差別のないような行政をぜひしていただきたい。ただにしてくれとは言わないけれども、前島で今まで生活してきた高齢者が安心して医者にかかれるような状態にしてくれなかったら、子どもにまた迷惑がかかるんで、痛さやつらさをじっと耐え忍びながら辛抱しなければならない生活をしていると。それで、なおかつ室崎さん、私らに島おこしを手伝えと言うても、なかなか思うようにはいきませんというような話が私のところへ舞い込んでおります。だから、本当にうちの執行部の皆様は人情にも義理にも堅い人たちですので、島民の皆様方の苦しみや悲しみは議会で必ずお伝えしておきますからと申しておりますので、その点はよく検討して、一日も早く解消してやってください。 その前島ですけれども、ぜひもう一つは、昔は緑島という島だったのがいつの間にやら前島になったと。だから、五色島、黄島、青島、黒島、鼠島、緑島、その島のアートと観光をいろいろ考えていただきたい。前島だけではなしに、黄島貝塚も日本的には有名でございます。そして、黒島は黒日売伝説があったり、なぜか4代も続いた武内宿禰が門田貝塚の上のお宮で踏ん張ってるのは、その天皇をお守りするために盗掘せられないように踏ん張っているんだというような伝説もあるようでございます。この前方後円墳もやっぱし海部直という吉備の国では最高権力を持ってた人物が眠っているような古墳らしいのです。これも観光の一つになると思いますので、島のアート、前島だけではなしに五色島の観光、春はある程度島には僅かではありますけど、きれいな桜が咲き誇ります。山桜もあれば、きれいな桜が咲きます。そこらの島巡りを観光するのにも、また秋には紅葉を植えるとか、いろんな花で海から眺めるような観光もあるんではないかと思いますし、また前島の観光はいろんな状態で、この五色島の過去の歴史をひもといていきさえすれば、すばらしい瀬戸内の観光の目玉にもなるんではないかと思います。 だから、そのような状態でうちの所管ではございますけれども、頓宮課長も才知にあふれた人材でございますので、まだなってほかほかの部長ですので、なるべく一般の古くから部長になられとる方よりはちょっと甘目に見て、相談に乗ってやっていただきたいと思います。相当この島の開発、これがまた大きな目玉になればと思うんで、よろしくお願いいたします。 それと、新型ウイルスの感染症の終息の見込んだまちづくりでございますけれども、今どこのまちともウイルス感染で終息を…… ○議長(日下敏久議員) 室崎議員、最初のやつのお答えをもろうて、その次にやられたらどうですか。もう全部言うてしまう。 ◆18番(室崎陸海議員) 時間がない。 ○議長(日下敏久議員) もう全部言うてしまう。全部言ってしまう。                (「答え要らんの」「一問一答」と呼ぶ者あり) 一問一答で、最初のやつの答えをもろうて、それから次…… ◆18番(室崎陸海議員) はい、何なら。時間がないから、もう言うだけ…… ○議長(日下敏久議員) まだ11分あるから大丈夫じゃ。 ◆18番(室崎陸海議員) なら、よろしくお願いします。                (「観光じゃ」と呼ぶ者あり) ○議長(日下敏久議員) 言われたがな、トイレや、いろんなことを言われよったがな。 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) ご提案ありがとうございます。 まず、トイレにつきましては、恐らく地域の皆さんからの声としてお聞きになっているんではないかと思いますので、地域の方とも一度お話をして、どういう目的で、そしてどのようなものをというのをおっしゃってるのかということをお聞きをした上で、我々自治体ができるかということを検討させていただければと思います。 それから、島の有効活用ということでありますけれども、確かに島民の皆さん方、フェリーの運航の本数であったりとか、あるいは島の中の公共交通とか、いろんなところでご不便をお感じになってらっしゃるということは私もよく分かります。そうしたところを今後改善していけるように、公共交通については地域の方と既にいろいろな話合いを重ねておりまして、何とか実現できるように引き続き努力していきたいと思います。 また、それ以外の利便性をどのように確保していくかということにつきましては、やはり前島に、あるいは牛窓に来ていただく用事を作るということ、そういう用事を作っていくことによって、結果的にそれが交通の利便性の向上につながったり、あるいは経済の循環につながったりとかするのではないかと思います。そうした意味で、アートというのを一つの切り口にというご提案で五色島、五つの色の島をうまく活用するというのは、確かに魅力的なご提案だと思います。牛窓は、旧牛窓町時代から牛窓国際芸術祭を開催をされたり、その当時のやはり全国に先駆けて野外で国際的な芸術祭を行うといった、そのような文化が根づいていた地域でもあります。そうしたものが今は行われておりませんけれども、そのような土地柄であるということをうまく活用しながら、牛窓の持っている力、地域の力というものを発揮していけるように、我々も今後さらなる文化観光部として取り組めることを一生懸命やっていけるように、私たちも頑張りたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 室崎議員。                〔18番 室崎陸海議員 登壇〕 ◆18番(室崎陸海議員) 新型コロナウイルスの感染症終息を見込んだまちづくりでございますけれども、今終息をじっと指をくわえて待つんではなしに、やっぱし攻撃は最大の防御であると同様に、歴史伝統文化と自然とが共生するまちにつくっていく必要があるんではないかと思います。海と山の森林の整備、それから山の整備、これも山の整備も市の所有する以外の池が相当数あると思うんですよ。その池を活用する方法を考えて、いろんな歴史伝統文化のまちとそれを抱き合わせての小・中学生が修学旅行のメッカになるような、修学旅行は必ず瀬戸内へ、いろんな歴史伝統文化に触れられ、自然と共生しながら、こんなまちに住んでみたい、大きくなったらこのまちへ必ず住むぞというような、子どもらに印象を与えるような自然と共生したまちづくり、これをぜひ今の状態の中で、コロナでただマスクをして部屋の中に閉じ籠もってじっと耐え忍んでいるような、うちにもう優れた市長三役はもちろんのこと、よその行政に勝っても劣らないような英才教育を受けた職員がおられるんですから、よそのまちに負けないような自然と共生した歴史伝統文化のまち、そういうふうなたくさんの池、古池もいろんな利用価値があると思うし、小・中学生の修学旅行のメッカとしてのまちづくり、廃屋も小学校、中学校の校舎もいろんな状態でまた統合しなければならないようなことも出来ようし、空き家で宿泊所を造ったり、公共の施設を利用して宿泊所にするような状態で、子どもたちが大人になっても住んでみたい、成人になって彼女ができたら連れて、もう一遍行ってみたいというような、今思い切った攻撃は最大の防御で、すばらしいまちづくりをやろうというような決意をかためて再挑戦してみてはどうだろうかと思います。 最後になりますので、もう長くしゃべっても何の利益もないんで、それ…… ○議長(日下敏久議員) 答えを一遍もらやええ、答え。 ◆18番(室崎陸海議員) そこらあたりを頓宮部長、ご答弁いただけたらと思います。 ○議長(日下敏久議員) 頓宮文化観光部長。 ◎文化観光部長(頓宮忍君) ただいまご提案いただきましたコロナ感染症の終息後に向けた取組についてなんですが、ご指摘いただきましたとおり、コロナの状況がまだまだ流動的な状態でございまして、先ほどご答弁させていただきましたとおり、状況というものがかなり変化をいたしております。その中で今取り組むべきは、新しい観光の形がどのような形でこの先展開していくかというところを見据えていく必要があるというふうに感じております。 今までの観光につきましては、当市に呼び込む、要するに来ていただく、そして経済を回していくというのが観光の主でございましたが、これから少しその状況も変わってくるんではないかというふうに私どもは考えております。なので、ただこちらに来ていただく観光の形態から、今後どのような形で観光振興というものが行政にとって推進していけるものになるのかというのを少し研究をしていきながら、その先にある来るべき新しい観光の形というものを見据えた上で進めていきたいというふうに、今のところは考えております。 先ほどご提案いただきました池の活用でありますとか、そういった具体的な観光施策については、そういう新しい観光の形を見据えた上でどのように活用できるかというのを十分に検討してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきますようお願いします。 ○議長(日下敏久議員) 室崎議員。                〔18番 室崎陸海議員 登壇〕 ◆18番(室崎陸海議員) それともう一つは、尻海からずっと虫明まで海岸べりの道があるんですよ。草がぼうぼうと生えて、1か所旧の部落で道路が決壊しておりました。それは難波部長に言うたら、県のほうが工事にかかってやるとは申しておりましたけれども、あそこの虫明に抜けるあの道路は県道ですけれども、もう少し、この間も走ってみたんですけど、草がぼうぼうと生えて、やはり…… ○議長(日下敏久議員) 残り3分です。 ◆18番(室崎陸海議員) このコロナの関係かなと思うような状態ですから、早めに県のほうへ要請してみてください。 それと、向こうの虫明から備前へ抜ける渋染一揆の道、この道もまたこれは市道か県道か分かりませんけれども、やはりどうであろうと休日には瀬戸内へたくさんの人が観光客が来てますから、また海が見たいとか、そんな歴史の道を歩む上において、やはりきちっと整備してあげるのがこれは礼儀だと思うんで、ひとつまた県のほうへ伝えたり、市のほうの道路だったら市のほうで整備するようにしてやってください。よろしくお願いします。 これで私の一般質問を終わります。 ○議長(日下敏久議員) 以上で室崎陸海議員の質問を終わります。 暫時ここで休憩いたします。                午後2時18分 休憩                午後2時18分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 以上で本日の日程が終了いたしました。 この際、お諮りします。 本日で一般質問が終了いたしましたので、明日9月4日を休会としたいと思います。これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(日下敏久議員) ご異議なしと認めます。よって、明日9月4日を休会とすることに決しました。 次の本会議は9月7日午前9時30分に開議しますので、ご参集ください。 それでは、本日はこれをもちまして散会といたします。 皆さんお疲れさまでした。                午後2時19分 散会...